icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学1巻6号

1950年06月発行

文献概要

研究報告

クロロマイセチンの嫌氣性菌に及ぼす影響

著者: 太田淸彦12

所属機関: 1熊本医科大学生化学教室 2微生物学教室

ページ範囲:P.300 - P.301

文献購入ページに移動
 ChloromycetinはEhrlich, Bartz氏等により中米の土壤中から発見されたStreptomyces venezuelaeから抽出された抗生物質で,融点150.1℃の白色結晶,水に可成り溶解し比較的安定で化学組成はC11H12N2Cl2O5で示されている.
 抗菌性に歳いては種々の研究が行われ,リケツチア,腸チフス,二三のヴィールス,其他のグラム陽性陰性菌に作用し,その発育阻止作用の強力な事が認められている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?