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文献詳細

雑誌文献

生体の科学10巻2号

1959年04月発行

文献概要

海外通信

ミシガン大学だより

著者: 植木昭和1 佐久間昭1

所属機関: 1ミシガン大学薬理学教室

ページ範囲:P.99 - P.102

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 1958年度米国薬理学会(Fall Meating & the Symposium on the Teaching of Pharmacology)は8月25日から28日までの4日間,Ann ArborのMichigan大学で開催された。もつとも24日には学会幹部連中が集まり,Editorial Boardの会が開かれている。American Society for Pharmacology & Experimental Therapeuticsの今年度会長はOhio State UniversityのDr. C. D. Leakeであり,今学会の会長でもあつた。開催地のMichigan大学薬理のDr. M. H. SeeversはLocal Committeeのchairmanで,今学会開催についての全責任を負つた。従つてVice-chairmanのDr. L. A. Woods以下,全員は半年近く前から,実際の学会準備に追われていた。日本では会長のいる場所で学会が開かれるのが普通であるが,ここでは会長は学会の準備に直接の関係をもたない。毎年春のFederation Meetingは,生理,生化学等と合同の学会で,相当入り乱れているが,Fall Meetingは純粋に薬理学だけのまとまつた学会であり,日本の薬理学会総会に相当するものである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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