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I.まえがき
この実験には2つの目的がある。その1は起電力を容量的にpickupすること。第2の目的は起電力の電位分布を連続的に直視しようとするにある。
容量的に起電力をpickupすることは電気生理学的には殆んど考えられたことはなく,主として伝導的にpick-upしており,電極が必要となつたわけである。この場合,電極としての金属と,生体と電極の電気的接触を行わせるための電解液の存在による附随的な問題を解決せねばならない場合がある。電子工学としては起電力を静電容量的にpickupすることはしばしばあり,又生体の物理的な動きを電気的に変換するために電場の分布の変化を利用したり†
この実験には2つの目的がある。その1は起電力を容量的にpickupすること。第2の目的は起電力の電位分布を連続的に直視しようとするにある。
容量的に起電力をpickupすることは電気生理学的には殆んど考えられたことはなく,主として伝導的にpick-upしており,電極が必要となつたわけである。この場合,電極としての金属と,生体と電極の電気的接触を行わせるための電解液の存在による附随的な問題を解決せねばならない場合がある。電子工学としては起電力を静電容量的にpickupすることはしばしばあり,又生体の物理的な動きを電気的に変換するために電場の分布の変化を利用したり†
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