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文献詳細

雑誌文献

生体の科学11巻1号

1960年02月発行

寄書

ラツトにおけるクリアランス試験について

著者: 伊藤宏1 天野和夫1 鈴木多鶴子1 岡本耕1 武山徯1

所属機関: 1横浜市立大学医学部薬理学教室

ページ範囲:P.42 - P.43

文献概要

 ラツトのような小動物でクリアランス試験を容易に行うことができれば,例えば薬物の腎機能に及ぼす効果を検べるのに有力な武器となるであろう。
 ここではInulinとp-Aminohippurate(PAH)を用いて,糸球体濾過値(GFR)と尿細管運搬極大量(Tm)とを同時に測定する場合について,従来報告されているいくつかの方法1-7)を実際に吟味した後に,比較的容易に,且多数の動物を処理できる方法として我々が現在採用している手順をのべて御参考に供したい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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