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文献概要
論述
腎糸球体の電子顕微鏡像
著者: 坂口弘1 鈴木康之亮1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部病理学教室
ページ範囲:P.163 - P.169
文献購入ページに移動 まえがき
腎臓の電子顕微鏡像については別の機会に数回にわたつて書いた事があり,それ等を簡単に纒めてほしいとの編集よりの依頼があつたので,今回は腎臓の中で糸球体に関する部分のみを記そうと思う。従つて本文に掲載した電顕写真の中には前記論文に使用したものをそのまま転載したもののある事をあらかじめお断わりしておく。詳細な点については下記の論文を参照されたい。
綜合医学,15(9):672,昭33.
綜合医学,15(12):870,昭33.
綜合医学,16(5):541,昭34.
Keio J. Med.8(3):129,1959.
腎糸球体は複雑な血管の毬で,輸入血管から入り輸出血管へ出てゆく。そしてこれが発見された当時から血液中の老廃物を濾過して尿を作る部分である事は一般に認められていた。
腎臓の電子顕微鏡像については別の機会に数回にわたつて書いた事があり,それ等を簡単に纒めてほしいとの編集よりの依頼があつたので,今回は腎臓の中で糸球体に関する部分のみを記そうと思う。従つて本文に掲載した電顕写真の中には前記論文に使用したものをそのまま転載したもののある事をあらかじめお断わりしておく。詳細な点については下記の論文を参照されたい。
綜合医学,15(9):672,昭33.
綜合医学,15(12):870,昭33.
綜合医学,16(5):541,昭34.
Keio J. Med.8(3):129,1959.
腎糸球体は複雑な血管の毬で,輸入血管から入り輸出血管へ出てゆく。そしてこれが発見された当時から血液中の老廃物を濾過して尿を作る部分である事は一般に認められていた。
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