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巻頭言
我が国の欧文誌を守ろう
著者: 江橋節郎1
所属機関: 1東大薬理学教室
ページ範囲:P.105 - P.105
文献購入ページに移動 ある領域における一国の研究水準を知るには,その国の学術雑誌(定期刊行誌)が,国際的にどの様な評価をうけているかを見ればよいといわれる。たとえば,Journal of Physiology, Journal of Biological Chemistryのもつ権威と内容は,確かに英国及び米国がそれぞれの領域で占める役割にふさわしいものである。では,我が国の現況はどうであろうか。
我が国の研究水準は,この2・3年,経済の好況,国際的学術交流の活溌化,若手の発言権の増加などの背景のもとに,著しい発展を示しているといわれる。では,この事が,学術誌(ここでは問題を欧文誌に限ることとする)に充分反映されているであろうか?
我が国の研究水準は,この2・3年,経済の好況,国際的学術交流の活溌化,若手の発言権の増加などの背景のもとに,著しい発展を示しているといわれる。では,この事が,学術誌(ここでは問題を欧文誌に限ることとする)に充分反映されているであろうか?
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