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文献詳細

雑誌文献

生体の科学13巻3号

1962年06月発行

文献概要

寄書

金属微小電極の電気分極性

著者: 村田計一1 亀田和夫1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部生理学教室

ページ範囲:P.163 - P.165

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 タングステン微小電極(1)が創案されて,無麻酔動物の中枢神経系の単一ニューロンからのインパルスの誘導が可能となり,以来相ついで多くの業績が報ぜられている。この電極の電極抵抗は第1表第4列に見られる様に同程度の先端口径を持つガラス毛細管微小電極のそれに比して桁外れに大きい値を示す。これらの値は在来の毛細管微小電極抵抗測定器により測定されたもので23サイクルにおけるインピーダンスである。この過大な抵抗は金属表面に於ける電気分極によると考えタングステン始め二三の金属の分極容量等の電気的な性質を比較して見た。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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