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特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
文献概要
痙攣は通常中枢興奮の結果と考えられているが薬理学的にみると痙攣を起すものが必ずしも中枢興奮薬でないし,脳波上の痙攣様発作波もあまりあてにならないということを,いろいろのデータを挙げて述べてみたい。要するに痙攣を中枢興奮の指標とする安易な考え方に対する警告である。
ここに引用する実験成績はすべてわれわれの教室のもので,約30篇の業績から抜萃したので,表面的記述になることをおそれる。詳しくは文献記載の原著についてごらん願いたい。
ここに引用する実験成績はすべてわれわれの教室のもので,約30篇の業績から抜萃したので,表面的記述になることをおそれる。詳しくは文献記載の原著についてごらん願いたい。
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