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文献詳細

雑誌文献

生体の科学14巻1号

1963年02月発行

文献概要

特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム

痙攣と抗痙攣に関する薬理学的疑義

著者: 田中潔1

所属機関: 1鳥取大学医学部薬理学教室

ページ範囲:P.21 - P.27

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 痙攣は通常中枢興奮の結果と考えられているが薬理学的にみると痙攣を起すものが必ずしも中枢興奮薬でないし,脳波上の痙攣様発作波もあまりあてにならないということを,いろいろのデータを挙げて述べてみたい。要するに痙攣を中枢興奮の指標とする安易な考え方に対する警告である。
 ここに引用する実験成績はすべてわれわれの教室のもので,約30篇の業績から抜萃したので,表面的記述になることをおそれる。詳しくは文献記載の原著についてごらん願いたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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