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アメリカに於ける薬理学の最近の動向
著者: 横井泰生1
所属機関: 1東京大学医学部薬理学教室
ページ範囲:P.59 - P.60
文献購入ページに移動渡米直後に目についた日刊紙の論調に,現代は物理学の時代であるけれども,明日の社会の変革は生物学の進歩から来るだろう,というのがありました。当然のことながら薬理学もまた変りつつあるように思われます。この春のFederation meetingで「Goodman & Gilmanの教科書にみるような薬理学はもはや通用しなくなるのでないか」という発言がありました。教科書といえば,Andres GothのMedical Pharmacologyを使うところがふえて来たとかです。
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