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論述
Strospesideの猫心臓交感神経活動に及ぼす抑制作用について
著者: 安孫子保1
所属機関: 1北海道大学医学部薬理学教室
ページ範囲:P.245 - P.249
文献購入ページに移動 強心配糖体による徐脈発現の機序は,現在においても完全には解明されていない。さきに著者1)は強心配糖体による徐脈の機序には,迷走神経を介する反射性機構の他に,洞神経を上行して中枢を介し頸髄を下行して星状神経節を経て心臓に至る反射経路が存在するであろうと推定した。
本実験は,Strospesideによる徐脈発現に交感神経が関係しているのではないかという著者の考えを,心臓交感神経の遠心性放電に対するStrospesideの影響を観察することによつて確めたいと思い試みたものである。
本実験は,Strospesideによる徐脈発現に交感神経が関係しているのではないかという著者の考えを,心臓交感神経の遠心性放電に対するStrospesideの影響を観察することによつて確めたいと思い試みたものである。
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