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文献詳細

雑誌文献

生体の科学14巻6号

1963年12月発行

文献概要

特集 興奮收縮伝関

興奮収縮伝関—分離した筋原線維の性質を中心として

著者: 名取礼二1

所属機関: 1東京慈恵医大生理学教室

ページ範囲:P.264 - P.268

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E-C-Couplingについてはある程度一致した見解もみうけられるが,まだ残された問題が多い。とくに筋小胞体(Sarcoplasmic reticulum)の働きを中心として,刺激の伝達路,また収縮催起物質例えばCa++の出納部として実験が重ねられているが,機序の説明について異論もある1・2・3・4・5)
 ここでは,流動パラフィン中で分離した筋原線維を用いた実験から帰納されるE-C-Couplingについての見解を述べてみる6・7)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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