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特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
自律神経系の電気生理学と形態学
著者: 内薗耕二1
所属機関: 1東大医学部生理学教室
ページ範囲:P.102 - P.113
文献購入ページに移動 I.はじめに
紙巾の関係で,ここでは問題を主として自律神経の電気生理学とその微細構造に限りたい。特に最近著者の取扱つて来ている交感神経ニユーロンとシナプスの機能と構造について考察してみることにする。
体制神経系のニユーロンとシナプスについては過去10数年にわたり,極めて精緻な電気生理学的研究が行われて来た。なかでもJ.C.Ecclesの研究がもつともすぐれており,彼の近著1)によつて我々はこの方面の最も新しい知見にふれることができる。
紙巾の関係で,ここでは問題を主として自律神経の電気生理学とその微細構造に限りたい。特に最近著者の取扱つて来ている交感神経ニユーロンとシナプスの機能と構造について考察してみることにする。
体制神経系のニユーロンとシナプスについては過去10数年にわたり,極めて精緻な電気生理学的研究が行われて来た。なかでもJ.C.Ecclesの研究がもつともすぐれており,彼の近著1)によつて我々はこの方面の最も新しい知見にふれることができる。
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