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論述
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Ⅵ.生体興奮膜におけるinductance成分
HodgkinとFrankenhaeuser(1959)の行なつた実験(Fig. 25)で,Caを減らした液において膜にshort shockを与えたとき,及びGrund fest等の行なつた実験(Fig. 26)で,膜をある程度depolarizeしてからshort shockを与えた場合には,減衰振動が発生する。
Hodgkinが計算した結果(1952)は,inductanceが約0.39henryで,ColeとBaker(1941)は別にimpedance bridgeによる測定(Fig. 27)から0.2henryという値を出している。このimpedance locusから考えられる等価回路は,抵抗とinductanceの直列になつたものにcondenserが並列に接続されたものである。
HodgkinとFrankenhaeuser(1959)の行なつた実験(Fig. 25)で,Caを減らした液において膜にshort shockを与えたとき,及びGrund fest等の行なつた実験(Fig. 26)で,膜をある程度depolarizeしてからshort shockを与えた場合には,減衰振動が発生する。
Hodgkinが計算した結果(1952)は,inductanceが約0.39henryで,ColeとBaker(1941)は別にimpedance bridgeによる測定(Fig. 27)から0.2henryという値を出している。このimpedance locusから考えられる等価回路は,抵抗とinductanceの直列になつたものにcondenserが並列に接続されたものである。
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