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文献詳細

雑誌文献

生体の科学16巻1号

1965年02月発行

文献概要

アンケート

ホジキン・ハックスレー学説について

著者: 品川嘉也1 楢橋敏夫2 竹内昭3 山本啓太4 渡辺昭5 大山浩6 栗山煕7 中島重広8

所属機関: 1京大生理学教室 2東大農学部 3順大生理学教室 4理化学研究所 5東京医歯大生理学教室 6金沢大生理学教室 7九大生理学教室 8東大生理学教室

ページ範囲:P.33 - P.37

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 興奮の発生や伝導に関する問題は,生理学上もっとも基本的で重要な問題となっています。1963年度のホジキン・ハックスレーへのノーベル賞授賞という形で,一応社会的評価は与えられたように思われるが,問題はこれで解決し得られたとは考えられず,むしろここで一応のピリオドをうち,真の解決はさらにすすんだ次の段階へ送りこまれたと見るべきかと考えられる。今回神経の興奮に関するイオン学説について次の諸点に関し,日頃,この問題に造詣の深い方々の意見を集めた。
 1.いかなる点がすぐれ
 1.いかなる点に欠点があるか
 1.将来いかなる形で研究が進められると考えられるか
 1.何がキーポイントであるか
 1.いかなる形で最終的な解決点に到達したと判定すべきか

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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