icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学16巻1号

1965年02月発行

文献概要

文献案内

グリアを研究するにあたつてどんな本をよんだらよいか

著者: 岡本道雄1

所属機関: 1京都大学 解剖学

ページ範囲:P.48 - P.52

文献購入ページに移動
 まずGliaとはどんなものであるかの一般的知識を得るためには細川教授の「グリア」(医学の進歩,6巻)を読まれるとよい。
 昔であればGliaの研究というと鍍銀法一つでよかつたかと思うが,現在では研究方法が種々発達したため,一口にGliaの研究といつても色々の方面がある。そこでGliaの研究にどのようなものがあるかということその各々がどこ迄いつているかを知つてもらうために,まず中井教授編集のMorphology of Neurogliaを見られることをお薦めしたい。これは中井教授を中心に数年間つづけていたGliaの研究班の成果をまとめて一本とし,英文で出版したものであるが,まず第1章は鍍銀法による研究……細川教授(東京大学,解剖),万年教授(東京医科歯科大,解剖) 第2章,電子顕微鏡……本陣教授(金沢大学,解剖) 第3章,組織培養……中井教授(東京大学,解剖)と岡本教授(京都大学,解剖) 第4章,組織培養法による薬理学……中沢博士(慶応大学,精神科) 第5章,細胞化学……島井教授(慶応大学,解剖)と小川教授(関西医大,解剖) 第6章,Gliomaの培養……佐野教授等(東京大学,脳外科) 第7章,肝レンズ核変性におけるGlia……猪瀬教授等(横浜大学,精神科) 第8章,辻山氏法によるGliaの病理学……辻山博士(慶応大学,精神科)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら