物理学や化学にくらべると,生物科学の領域はいかにも広大である。医学,農学なども広い意味では生物科学であるから,まさに広大無辺であり,研究の対象も方法も随分かけはなれたものが共存している。いわば生物科学の研究者は,まことに大きな自由度を持つた世界に住んでいることになる。
自由度が大きいことは,それだけ研究者に独創的な研究の可能性が約束されていることであるが,反面では,その自由度があまりに大きいために,生物科学はまだ一つの原則によつて統一された学問体系にはなつていないきらいがある。言うまでもなく,生物科学が本当にその名前にふさわしいものになるためには,各分野での研究ができるだけ早く共通の原則によつて綜合され,どの分野でも共通の評価の尺度が通用するようになることが望ましいのであるが,現在の段階では,実際に研究の現場に立つて,当面する研究を主体的に自己評価しながら進めて行く場合には,必ず,個別と一般,というむずかしい問題に突き当る。たとえば基礎医学と臨床医学にしても,それらが立つているイデオロギーは必ずしも質的に同じではないし,また生化学と生物学は最近接近したとは言つても,その間にはやはり相当の距離があるのが実情である。特に境界領域に属する仕事の評価ということになると,個人個人の生物学的あるいは生化学的関心の度合によつて,各人各様の物差しを勝手に振りまわしているようなところがある。
雑誌目次
生体の科学16巻5号
1965年10月発行
雑誌目次
巻頭言
境界領域での研究について
著者: 菊地吾郎
ページ範囲:P.209 - P.209
主題 免疫
免疫における諸問題について
著者: 山本正
ページ範囲:P.210 - P.216
先般もある老大家に"君たちは今,何がしたいのか"と問われたときに,私は答えたものであつた。"少なくとも私個人にしてみれば,こんな会合なんかに引張り出されるより,屈託なく実験を続けてみたい"と。夏休みになつて色々なお役目から解放され,喜んで地下室の一角に閉じこもつていると,またまた原稿執筆の督促である。他でもない江橋教授のご依頼でもあり,引受けることになつてしまつたが,お断りしきつてしまえばよかつたと悔やまれる。どうしてこういうことになつてしまうのかと考えてみたが,おそらくある友人が私に告げた言葉が案外私を支配しているらしいことに気づく。"教授て奴はもつと他人のために働かねばならぬ。"書店の攻勢は用捨なくここをついてくる。岐阜の鵜飼よろしく安くはきださせることを目論む。東洋には面壁十年ようやく説法にたつ式の経済があつたはずだが,どれもこれもが企業規模を大きくし,同じような企画のもとに,いらずもがなの書籍を氾濫させているようだ。書く方も書かせる方も考えなおさなければならない時機ではあるまいか。
今回の企画には次のような10項目の問題点を書きよこしている。
抗原の構造
著者: 野口順蔵 , 山本浩之 , 戸倉清一
ページ範囲:P.217 - P.221
生体内に抗原として異種物質を注射するとその侵入を阻止しようとして生体内では抗体(抗血清)が生成されることはよく知られている。このような抗原と抗体を適当な条件で混合すると両者の間に特異的な結合反応が起こり,沈澱反応,凝集反応,溶血,溶菌・補体結合反応などがみられる。医学的にはこれらの結合反応に基づく毒素やビイルス活性の中和病原菌に対する感染予防,アナフィラシーなどとして利用や観察がなされているが,種々の生体因子で条件づけられたり,拡大されたりしているので決して単純な現象ではない2)。
抗原になるものを分類すると免疫原性と特異反応性の二つを備えている完全抗原(たとえば蛋白質)と単独では抗体生産ができないが,生じた抗体を反応原として結合する不完全抗体(ハプテンともいい,たとえばリピド多糖類)に分けられる2)。
抗体の構造
著者: 橘武彦
ページ範囲:P.222 - P.231
抗体はそれに対応する抗原と特異的に反応する特性をもつた蛋白質で,血清中の主としてγ2グロブリンにあることは,1937年Tiseliusによつて彼の電気泳動法ではじめて認められた。もつとも遅い易動度をもつた分子量15万の7Sグロブリンで総γグロブリン量の85〜90%を占める。また超遠心法が発達して7Sグロブリンより大きな分子量(90〜100万)をもつた,より早い易動度を示すγ1M,β2Mまたは19Sγグロブリンが第2の抗体分画として認められた。さらにGrabarとWilliams1)が免疫電気泳動法を創案し,これを用いてはじめてγ1Aまたはβ2Aグロブリンの存在を認め,のちに抗体活性が証明された2,3)。このグロブリン分画は7S-15Sと分子量の不均一なグロブリンである。これら3群の血清グロブリンは全て抗体蛋白とみなされる。たとえば無菌飼育動物では正常の10%にもみたないグロブリンが,普通の環境に動物がさらされると急激にγグロブリンの増加をきたすことから当然推定されよう4)。その意味でこれら蛋白を免疫グロブリン,(Immunoglobulin)と総称し5),最近WHOの提唱6)によつてIgと略記し,γ2,γ1A,γ1MグロブリンをそれぞれIgG IgA,IgMと呼ぶことになつた。
抗体産生反応の機構
著者: 村松繁
ページ範囲:P.232 - P.241
Ⅰ.反応過程の概観
動物体内に抗原が侵入してから,抗体が産生されるまでの過程を抗体産生反応(antibody response)とよぶ。
抗体は,いわゆる血清抗体(circulating antibody)と細胞抗体(cell-bound antibody)とに大別され,前者は産生細胞から分泌されるが,後者は細胞内あるいは表面にとどまつている。両者の産生機構には本質的な差がないと考えられるが,後者については未解決な点も多く,詳しくは他の章に譲り,ここでは前者の産生機構について述べる。血清抗体は,免疫グロブリンと総称される蛋白質であり,主なものとして三種類のグロブリンが含まれるが,このうち,G免疫グロブリン(IgG)(γ2グロブリン,分子量約16万,沈降係数Sω20≒7)とM免疫グロブリン(IgM)(γ1Mあるいはβ2Mグロブリン,分子量約100万,Sω20≒19)が一般的なものである。
実験講座
電子顕微鏡試料作製法—超薄切片法(3)
著者: 五十嵐至朗
ページ範囲:P.242 - P.245
固定時間と温度
1.OsO4を含む固定液の場合
試料として肝,腎のような組織を例にとると,一辺1mmの立方体であれば4°ないし6℃で1時間半程度でよく,もしも3時間を越えると表層部は過固定の状態になる危険性が生ずる。浸透しにくい緻密な組織とか,脂質の多い試料のときには時間を延長させたり,小さなものなら短縮させたりすることは当然の処置である。また注意してゆるやかな振盪機を用いれば時間をいくらか短縮できるし,底部に試料が附着してその面からの浸透が妨げられるという心配もなくなるが,これを使わなくても時々固定瓶を氷室から出して手で振つてやるだけでかなりよい効果をもたらす。その際,試料が瓶の側壁に附着して液面より上に出てしまわないように注意する。
遊離細胞の場合,固定瓶を振ると分散するようなものならば前と同じ温度で約10分から15分でよいが,ペレットになつて分散しにくいものはその大きさに対応した組織塊と同様にみなして時間をかけなければならない。細胞の外層に特殊な膜をもつある種の細菌とか酵母では,ときに24時間以上もの時間をかけないと中まで液が浸透しないものがあり,それらに対しては浸透性の良い,KMnO4が代りに用いられることがある。しかしその場合,膜構造以外のものの固定がよくないので,アルデヒド系の固定液で一次固定をしてから,温度のやや高い,OsO4あるいはKMnO4による二次固定を長くおこなえばある程度改善できる。
文献案内
酵素レベルで代謝調節を研究するにあたつてどんな本を読んだらよいか
著者: 徳重正信
ページ範囲:P.246 - P.248
健康ならびに疾病の指標として,組織,体液あるいは排泄物中の特定の酵素の活性のレベルの変動が近年盛んに利用されるようになつてきた。ところがある酵素の活性の変動が認められた場合に,その原因をどこに求めるかという点になると,従来の酵素学ではとうてい解析しきれない現象が次々に見出されてきている。そのような場合,物質およびエネルギー代謝のバランスに狂いがないかどうか見きわめる事が,快復への緒となる場合も多々あり得ると考えられる。生体内で代謝調節の鍵を握る酵素活性の調節は〔Ⅰ〕酵素蛋白質の生合成,すなわち遺伝レベルの調節〔Ⅱ〕すでにでき上つた酵素の活性,すなわち蛋白レベルにおける調節の2つの機構に大別されるが〔Ⅰ〕については他書に譲り,ここでは〔Ⅱ〕について述べる。
まず〔Ⅱ〕の活性調節の仕組みをさらに分類すると次のようになる。
アンケート
ミトコンドリアの機能について
著者: 萩原文二 , 小池正彦 , 佐藤了 , 奥井誠一 , 奥貫一男 , 内海耕造 , 和田博 , 勝沼信彦
ページ範囲:P.249 - P.253
ミトコンドリアの機能を生化学的レベルで追求することは古く,同時に新しくもある問題であると言えましよう。電子伝達におけるように,ミトコンドリアでの研究が主体となつている分野もあるし,最近の細胞内外の他の膜系の研究の進展につれて,ミトコンドリアを対象とする研究と,他の膜系を対象とする研究との関係が問題となる分野もあると考えます。
そこで次の様な形で問題を整理してみました。それぞれについて,ご意見,今後の見通しなどを御放言下さい。
交見
生物体に結びつけて行なう生化学,他
著者: 古武弥人
ページ範囲:P.254 - P.257
基礎医学の生化学という立場からこの問題に関する私見を少しく述べてみることにする。基礎医学にしろ臨床医学にしろ,また生化学の研究に限らず,研究の自由は尊ばれてよい。しかし自分は基礎医学者であるという自覚を持つことは常に必要であろう。それでないと,ますます基礎医学と臨床医学の間の溝が深くなる。生化学という学問はもともと我国では,医学を中心として誕生したことは事実である。しかし近時この方面の研究は理学部,農学部,薬学部,工学部と自然科学の各分野にひろがつてきた。ここに理学部などにおいてのいわゆる理論的な生化学の研究が盛んとなつてきた。医学部の基礎の生化学においても,その影響が及んできて,その結果,医学部の生化学の特色がうすれてきた感がないとは言えなくなつてきた。しかしBiochemistryのBio-にアクセントのある基礎医学生化学は,いつまでも尊いと考えている。
海外だより Indiana便り
Indiana大学医学部薬理学教室
著者: 竹屋範英
ページ範囲:P.258 - P.260
近頃は海外留学の経験者も多く,米国の大学あるいは研究所の様子,また,留学生活の状況などもよく知られている。今年4月にAtlantic Cityで開催されたFederation of American Societies for ExperimentalBiologyに出席した時には,留学中の親しい友人数十名にも出会つた。それでも,場所によりあまり知られておらぬ所もあり,また,生活状況も州によりかなり異なるようである。
当IndianaはMidwestと呼ばれる地区に属し,北は一部Michigan湖に面し,西はIllinois,東はOhio,南はKentuckyに接するほぼ長方形の州である。Nicknameは"Hoosier"で、開拓時代他所者がいくと,銃を向けられ,Who is there?と誰何されたので,この名が生まれたとのことである。Kentuckyとの境界はOhio riverにより構成され,これはかつての北と南との境界でもあつた。そのため,当地は比較的保守的ではあるが,人種差別などは表向きには殆んどなく,外国人にとつても,先ずは暮し良い所といえる。
基本情報

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59巻5号(2008年10月発行)
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59巻4号(2008年8月発行)
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59巻2号(2008年4月発行)
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59巻1号(2008年2月発行)
特集 コンピュータと脳
58巻6号(2007年12月発行)
特集 グリケーション(糖化)
58巻5号(2007年10月発行)
特集 タンパク質間相互作用
58巻4号(2007年8月発行)
特集 嗅覚受容の分子メカニズム
58巻3号(2007年6月発行)
特集 骨の形成と破壊
58巻2号(2007年4月発行)
特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
58巻1号(2007年2月発行)
特集 意識―脳科学からのアプローチ
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特集 血管壁
57巻5号(2006年10月発行)
特集 生物進化の分子マップ
57巻4号(2006年8月発行)
特集 脳科学が求める先端技術
57巻3号(2006年6月発行)
特集 ミエリン化の機構とその異常
57巻2号(2006年4月発行)
特集 膜リサイクリング
57巻1号(2006年2月発行)
特集 こころと脳:とらえがたいものを科学する
56巻6号(2005年12月発行)
特集 構造生物学の現在と今後の展開
56巻5号(2005年10月発行)
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56巻4号(2005年8月発行)
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56巻2号(2005年4月発行)
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54巻1号(2003年2月発行)
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52巻4号(2001年8月発行)
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52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
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特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
24巻2号(1973年4月発行)
24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
23巻5号(1972年10月発行)
23巻4号(1972年8月発行)
23巻3号(1972年6月発行)
23巻2号(1972年4月発行)
23巻1号(1972年2月発行)
22巻6号(1971年12月発行)
22巻5号(1971年10月発行)
22巻4号(1971年8月発行)
22巻3号(1971年6月発行)
22巻2号(1971年4月発行)
22巻1号(1971年2月発行)
21巻7号(1970年12月発行)
21巻6号(1970年10月発行)
21巻4号(1970年8月発行)
特集 代謝と機能
21巻5号(1970年8月発行)
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21巻1号(1970年2月発行)
20巻6号(1969年12月発行)
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19巻6号(1968年12月発行)
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18巻6号(1967年12月発行)
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17巻6号(1966年12月発行)
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17巻4号(1966年8月発行)
17巻3号(1966年6月発行)
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16巻6号(1965年12月発行)
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16巻4号(1965年8月発行)
16巻3号(1965年6月発行)
16巻2号(1965年4月発行)
16巻1号(1965年2月発行)
15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
15巻5号(1964年10月発行)
特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
12巻5号(1961年10月発行)
12巻4号(1961年8月発行)
12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
11巻1号(1960年2月発行)
10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)