生体の科学16巻6号

1965年12月発行

文献案内

プラスミンの研究をするにあたつてどんな本を読んだらよいか

著者： 岡本彰祐¹

所属機関： ¹神戸大学生理学

ページ範囲：P.308 - P.309

文献概要

　今日ではプラスミン系に関する医学的知識は，ほとんど常識化しようとしつつある。しかし，実際にテーマを選び，研究を行なうに当つて「何を読むべきか」という問題に，簡単に答えることは容易ではない。
　一般に特定のテーマに関しては，特定のいくつかの雑誌を，key journalsとして，いつも注目しているという方法が便宜的である。しかし北里図書館の津田と関口の統計によると，プラスミンの文献にはこのような特定の雑誌への集中化がみられないという（私信）。