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巻頭言
学会などにおける討論のやり方
著者: 藤森聞一1
所属機関: 1北海道大学
ページ範囲:P.105 - P.105
文献購入ページに移動 若い時代には,学会発表のさい司会者や先輩から一言でもほめられると,その嬉しさはなかなか忘れられず,反対に手きびしくやられた場合にも悪印象が長く残るものである。
自分のこのような経験から,一般学会などでは討論に手びかえをしなければならないかとも考えられるわけである。しかし真剣な研究者の集まりであるシンポジウムや班研究などでは,このような斟酌なしに卒直な意見の交換を行なうことが望ましく,ただその場合,感情を混えずにどこまで学者として冷静な討論ができるかが問題であろう。
自分のこのような経験から,一般学会などでは討論に手びかえをしなければならないかとも考えられるわけである。しかし真剣な研究者の集まりであるシンポジウムや班研究などでは,このような斟酌なしに卒直な意見の交換を行なうことが望ましく,ただその場合,感情を混えずにどこまで学者として冷静な討論ができるかが問題であろう。
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