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文献詳細

雑誌文献

生体の科学17巻4号

1966年08月発行

文献概要

アンケート・10

「Transportについて」

著者: 岸本卯一郎1 山田英智2 須田正己3 遠藤実4

所属機関: 1阪大理学部生物学教室 2九大解剖学教室 3阪大蛋白質研究所 4東大薬理学教室

ページ範囲:P.175 - P.177

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1.active transportはtransportあるいは透過性の問題の一部をなして いるものでしようが,生物あるいは細胞にとつてtransport全体からい つてどの程度の重要性をもつているでしようか
2.上記と関連して生命の発生のどの段階でactive transportが発生した とお考えですか
3.多くのtransportにcarrierないしは中間体が仮定されながら,物質 としてはいまだに全くとらえられた事がない現状をどうお考えですか
4.pinocytosis, phagocytosisを含めて細胞膜はどの位,代謝回転を示し ているものでしようか(他の細胞内小器官と比較して)
5.多くのホルモンの作用点として細胞膜のtransportがあげられていま すが,今後に残された問題とはいえ,現状ではtransportの問題の過 大な評価でしようか。それとも,もつと多くの努力をはらうべき価値あ る領域でしようか

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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