icon fsr

文献詳細

雑誌文献

生体の科学18巻2号

1967年04月発行

文献概要

海外だより

ブタペストの「筋肉シンポジウム」

著者: 丸山工作1

所属機関: 1東京大学教養学部

ページ範囲:P.105 - P.106

文献購入ページに移動
 Ⅰ
 アルベルト・セント・ジェルジのATP-アクトミオシン系発見の20周年を記念して,ハンガリーのブタペストで筋肉のシンポジウムを開くという話をきいたのは,もうずい分前のことであつた。彼の高弟であるF. B. StraubとK. Lakiが主になつて計画するという話であつた。しかし,それは米ソ関係の悪化で中止され,さらにワルソーで行なうといううわさもあつたが,結局,この9月12日から16日にわたって,ブタペストのハンガリー・アカデミーで開かれることになつた。
 プログラムをみて,おどろいたことに,最初Introductory Remarksを話すことになつていたセント・ジェルジはとりやめとなり,以下のようなものであつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?