文献詳細
文献概要
解説講座 対談
逆説睡眠について(1)
著者: 時実利彦1 島津浩1
所属機関: 1東京大学医学部脳研究所
ページ範囲:P.136 - P.140
文献購入ページに移動 逆説睡眠という言葉は……
島津 はじめに,逆説睡眠という言葉の問題ですが,どうして脳波が徐波を示すような場合に,普通の睡眠,あるいはオーソ睡眠といつて,脳波が速波を示している状態のときに逆説睡眠,あるいはパラ睡眠というのですか。
普通の睡眠というのが先に発見されて,それにあわないから,逆説睡眠とよばれたわけですか。それとも何か片方をオーソと言つて,片方をパラという生理学的な理由があるのでしようか。
島津 はじめに,逆説睡眠という言葉の問題ですが,どうして脳波が徐波を示すような場合に,普通の睡眠,あるいはオーソ睡眠といつて,脳波が速波を示している状態のときに逆説睡眠,あるいはパラ睡眠というのですか。
普通の睡眠というのが先に発見されて,それにあわないから,逆説睡眠とよばれたわけですか。それとも何か片方をオーソと言つて,片方をパラという生理学的な理由があるのでしようか。
掲載誌情報