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文献詳細

雑誌文献

生体の科学19巻5号

1968年10月発行

文献概要

実験講座 細胞内成分の分画・8

カテコールアミン含有顆粒の分離法

著者: 岡源郎1 吉田博1

所属機関: 1大阪大学医学部薬理学教室

ページ範囲:P.224 - P.232

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 アドレナリン(Ad),ノルアドレナリン(NA),ドーパミン(DA)などのカテコールアミン(CA)は,生体内に広く分布し,それぞれ重要な生理的役割を果しているものである。このうちAdは副腎髄質ホルモンとして多量に副腎髄質に存在し,NAは交感神経末端での刺激伝達物質として,また脳内とくに視床下部などに局在し,神経機能に関与していることがしられている。
 DAも単にAd, NAの前駆物質としてのみならず錐体外路系,腸,肺などに存在し,独立した作用物質として働いている可能性が示唆されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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