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文献詳細

雑誌文献

生体の科学2巻3号

1950年12月発行

文献概要

論述

神經及び筋纎維現象についての一つの考察(1)

著者: 吉田克己1

所属機関: 1京都大学医学部第三内科教室

ページ範囲:P.109 - P.114

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 1.神經纎維の働作電流
 神経纎維に所謂矩形電撃を與えた時に,その電圧が,一定の時間に対して一定の強さを越えたときに,例えば0.5msec.位の持続に対して3)ミリボルト位を越えると,そこに所謂働作起電力が発生する.1)この事はその神経纎維が興奮したと言われ,從來神経生理学に於いて基本的な現象として知られていたものである.
 この動作起電力の起因に関しては色々と言われ,色々な物理化学的な仮設が立てられ,2)数学的取扱いが行われて興味あるものとなつている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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