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報告
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實驗方法
實驗は佐々木所長並に大塚氏の例に從つて行つた。培養液も同樣にFränkel氏無蛋白培養液を用い,之に硫黄化合物0.2g/6ccmを加えた。此の場合總てpH6.0以下であつた。依つて此の儘のもの,及び之をn-NaOHを以てpH7.0〜7.4となしたもの,並に両者の10倍及び100倍稀釋の場合を實驗した。
大腸菌は幼兒の糞便から分離純培養した菌株を用い,其の普通寒天斜面培養基への移植2〜3日目のもの一定量(濕約0.012g)を上記無蛋白培養液に浮遊せしめ,37℃に於て數日間觀察し,發生する硫化水素の検出には鉛糖紙の黒變作用を用いた。
實驗は佐々木所長並に大塚氏の例に從つて行つた。培養液も同樣にFränkel氏無蛋白培養液を用い,之に硫黄化合物0.2g/6ccmを加えた。此の場合總てpH6.0以下であつた。依つて此の儘のもの,及び之をn-NaOHを以てpH7.0〜7.4となしたもの,並に両者の10倍及び100倍稀釋の場合を實驗した。
大腸菌は幼兒の糞便から分離純培養した菌株を用い,其の普通寒天斜面培養基への移植2〜3日目のもの一定量(濕約0.012g)を上記無蛋白培養液に浮遊せしめ,37℃に於て數日間觀察し,發生する硫化水素の検出には鉛糖紙の黒變作用を用いた。
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