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学会印象記
生体系におけるダイナミックスと制御の国際シンポジウム
著者: 熊田衛1
所属機関: 1
ページ範囲:P.199 - P.202
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International Symposium On Dynamics And Controls In Physiological Systemsは,1973年8月23日〜25日の3日間,オンタリオ湖をわたる涼風の心地よいロチェスター市(ニューヨーク州)ロチェスター大学で開かれた。この会は米国生理学会秋の大会と同時に開かれ,私はその両方に参加したので,そこで見聞したことをレポートしたい。
この会は,Systems Committee of the International Federation of Autonomic Controlがつぎの二つの質問を提出し,これに対する1973年現在のStage of artsをまとめようといいだしたことにはじまる。これに対して,エンジニアのグループであるAmerican Autonomic Control Council of U. S. A. が会の組織を申し出,生理学者の集まりであるAmerican Physiological SocietyとInternational Union of Physiological Scienceに協力を頼んだ。その二つの質問とは,①生体系は生理学者にどのように理解されているか? 生体系のより深い理解をはばんでいるのは何か?
②エンジニアは生理学者の当面しているこれらの問題にどのような解決法を提供できるか?
International Symposium On Dynamics And Controls In Physiological Systemsは,1973年8月23日〜25日の3日間,オンタリオ湖をわたる涼風の心地よいロチェスター市(ニューヨーク州)ロチェスター大学で開かれた。この会は米国生理学会秋の大会と同時に開かれ,私はその両方に参加したので,そこで見聞したことをレポートしたい。
この会は,Systems Committee of the International Federation of Autonomic Controlがつぎの二つの質問を提出し,これに対する1973年現在のStage of artsをまとめようといいだしたことにはじまる。これに対して,エンジニアのグループであるAmerican Autonomic Control Council of U. S. A. が会の組織を申し出,生理学者の集まりであるAmerican Physiological SocietyとInternational Union of Physiological Scienceに協力を頼んだ。その二つの質問とは,①生体系は生理学者にどのように理解されているか? 生体系のより深い理解をはばんでいるのは何か?
②エンジニアは生理学者の当面しているこれらの問題にどのような解決法を提供できるか?
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