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実験講座
プロシオンイエローを用いた細胞内染色法
著者: 金子章道1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部生理学教室
ページ範囲:P.244 - P.250
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1968年StrettonとKravitz1)によつて,procion yellowを用いた細胞内染色法が発表されると,多数の研究者は直ちにこれをそれぞれの分野に応用し,この方法は短日時のうちに非常にポピュ「ラーなものとなつた。1972年10月にはIowa大学においてこれまでの成果をもちよつたシンポジウムが開かれ,ここでの発表論文をまとめた著書"Intracellular Staining in Neurobiology"2)が昨年暮れ出版されている。国内においてもすでに多数の方々がprocion yellowを応用され,成果を上げておられると思うが,今後試みられようとする方のために論文には記載されていない細かな手技をご紹介し,ご参考に供しようというのが本小篇の目的である。
1968年StrettonとKravitz1)によつて,procion yellowを用いた細胞内染色法が発表されると,多数の研究者は直ちにこれをそれぞれの分野に応用し,この方法は短日時のうちに非常にポピュ「ラーなものとなつた。1972年10月にはIowa大学においてこれまでの成果をもちよつたシンポジウムが開かれ,ここでの発表論文をまとめた著書"Intracellular Staining in Neurobiology"2)が昨年暮れ出版されている。国内においてもすでに多数の方々がprocion yellowを応用され,成果を上げておられると思うが,今後試みられようとする方のために論文には記載されていない細かな手技をご紹介し,ご参考に供しようというのが本小篇の目的である。
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