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医者としてのNicolaus Copernicus
著者: 酒井シヅ2
所属機関: 1 2順天堂大学医学部医史学教室
ページ範囲:P.477 - P.485
文献購入ページに移動医学界でのコペルニクスは"アスクレピアデスのような人だと尊敬されていた。というのは彼自身で薬物を調合し,みずから試し,彼を神のように慕う貧しい人々に薬を与え,非常に豊富な薬物の知識を身につけていた"。と歴史家シィモン・スタロフスキSzymon Starowskiがポーランドの著名人の伝記"Scriptorum Polonorum Hecatontas"のなかで述べ,さらに新しい宇宙論を立てたひととして—いまこの人物の生誕500年を祝う—医者としても優れていたが,政治家でもあり,芸術家でもあり,経済学者でもあつたと述べている2,13,15,18,23)。
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