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文献詳細

雑誌文献

生体の科学26巻3号

1975年06月発行

文献概要

特集 細胞表面と免疫 総説

細胞性免疫におけるchemical medlator(s)

著者: 橋本達一郎1 美誉志康1

所属機関: 1筑波大学基礎医学系

ページ範囲:P.198 - P.209

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 細胞性免疫という概念は研究者によつてざまざまに定義されたが,現在具体的には,免疫現象として遅延型アレルギー,同種移植片拒否反応および細胞内寄生性病原微生物に対する感染防御反応などを指し,抗体による液性免疫と区別さるべき特徴としてつぎのような共通点があげられている。
 ①1942年LandsteinerとChase1)が初めて報告したように,受身感作が血清抗体では成功せず,感作リンパ球によつて実現される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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