Ⅰ.順序制御とは何か
今回の特集の主題であるところのプログラムという言葉は,ギリシャ語で,前に(pro-)書く(gram)という意味である。ラテン系の言葉にすればprescribeで,何何をするかをあらかじめ決めておくというわけである。何々という内容は,同時にいろいろのことをするのでもまた,何のつぎには何と,順序を逐つてするのでもよいわけであるが,音楽会のプログラムというような例をひくまでもなく,どちらかというと逐次的にする場合の方が普通のようである。そして,工学の術語としてのプログラム制御というのもまたそのようなものを指し,いくつかの動作を決まつた順序でつぎつぎと行なわせるような自動機械の制御方式を意味する。昔からある時計仕掛の自動人形,自動ピアノなど,また最近いろいろとできてきたいわゆる自動式の家庭電器たとえば,まず石鹸水で洗浄し,つぎに清水ですすぎ,そして最後に遠心脱水機で水をしぼりとる自動式洗濯機など,まさにその例である。
生体においても,そのようなプログラム制御が行なわれていることは疑いのないことである。たとえば,歩くという動作は,多数の筋肉に一定の時間的な順序で正確な指令を発することによつて行なわれるわけである。われわれはそのためにいちいち,脚を上げようとか,前へ出そうとかいうことを考えてするわけではない。
雑誌目次
生体の科学26巻5号
1975年10月発行
雑誌目次
特集 脳のプログラミング
総説
順序制御と神経回路
著者: 高橋秀俊
ページ範囲:P.389 - P.395
プログラムされた神経活動とコマンド・インターニューロン
著者: 池田和夫
ページ範囲:P.396 - P.407
はじめに
生体がたえず変化する環境に対応しつつ,1個体としての生存を維持し,さらに,生殖,発生,成長を繰り返して,系統としての生命を維持する姿をみるとき,生体と環境との関連の見事さに目をうばわれる。このような生体の姿から,生体のあり方の理解は環境との関連においてのみ行なわれるものであつて,環境と切り離した生体の理解は不可能であることが示唆される。このことはギリシャ以来,識者の注目をひき,形而上学的には生命哲学を生み,形而下学的には個生態学,群生態学,さらに,近年のethology発展の骨幹となつて,幾多の業績を生んできた。このような生体のあり方は,もちろん,生体の生理的機能に支えられてのみ可能であるから,生体のあり方が環境と見事な関連を示すためには,その生理機構がそのように作られていなければ不可能である。
1個の生体において,協関作用の中心的役割を演ずるのは,その神経系と内分泌系である。これらの系が,生体の置かれた環境条件を的確に把握して,その条件に合致する生体のあり方を決定し,生体内のその他の系に,それぞれのあり方を伝えることによつて,生体と環境との協関が成立することになる。このことは,神経生理学においては,知覚系,統合系,運動系のはたらきとして理解される。つまり,神経生理学的にみた生体とは,環境条件に合致した行動のあり方を決定することのできる情報処理機をもつた存在であり,その情報処理機は神経系である。
小脳室頂核刺激でトリガーされる起立性循環反応と攻撃行動
著者: 道場信孝
ページ範囲:P.408 - P.419
はじめに
循環系の調節における中枢神経系の重要な機能の一つは,広く分布する心脈管系に,行動に応じて特定の反応パターンを作り出すことである。いかなる行動においても,その行動に付随した特徴的な心脈管反応のパターンがあり,これは外界からの刺激に対する統合された反射反応として現われる。このパターン化した心脈管反応は,固定した中枢プログラミングによつて遂行されるものであり,ある範囲内では常に予測される反応である。他の運動系の場合と同様に,パターン化した心脈管反応は中枢神経系内で階層的に制御されていて,その支配形式には多くの重複がみられ,精密な調節が行なわれている47)。行動に付随するパターン化した心脈管反応のもう一つの特徴は,それが行動に伴う運動の遂行と密接に結合していることである。特定の行動を開始する際に,体性機能と自律神経機能を同時に制御するcommand neuron的な機構が哺乳動物の中枢神経系内に存在するか否かは興味ある問題である。
小脳による心脈管系の制御は古くから論じられているが,近年に至るまでその制御機構の詳細は述べられていない。運動機能に対する小脳の制御機構は,近年の著しい研究の進歩によつて次第に明らかにされている。小脳前葉は姿勢の保持のための反射弓と並列に結合されており45),これと同様の機序が心脈管系の制御でも考えられることを示唆する知見が近年になつて示された。
歩行のプログラム
著者: 有働正夫
ページ範囲:P.420 - P.432
はじめに
歩行運動は古くからの研究テーマであり,歩容の観察を基礎として多くの優れた考察が生まれた。1世紀近くも以前,キモグラフィオン(煤紙)程度の記録装置しかなかつた時代の文献から深い感銘を与えられることが少なくない。今日では筋電図,中枢神経活動の記録・電算機解析など,中枢神経機構を解析する技術は画期的に進歩しており,歩行運動に関係するであろう神経回路の基本構成はすでに明らかにされており,また,本文中にのべるように歩行運動を発現している標本の中枢神経系からニューロン活動を記録する方法も開発されている。いわば歩行運動の中枢神経機構を解析する道具立てはほとんど出揃つていると思われるほどであるが,逆にこのような状況下では,過去に蓄積されたデータと,近代的手法によつて得られたデータとの関連性に十分な注意を払い,また,将来続行されるであろう研究においてよい対照となりうるような結果を残すよう研究計画を立てることが重要になつてくると考えられる。その意味で先達の足跡をたどり,われわれが立脚しうる部分と,近代的道具立てをもつて補うべき部分を考えてみたい。
歩行をプログラムとして考えることは,歩行のメカニズムがある程度明らかになつてから可能になることであり,その意味でまず歩行の神経機構についての研究の発展過程をたどり,最後に「プログラム」の内容を考えてみたいと思う。
大脳運動野ニューロンにみる運動の準備状態の設定とそのパターン形成
著者: 丹治順
ページ範囲:P.433 - P.441
はじめに
大脳運動野ニューロンが随意運動の際に,骨格筋の活動に先行してその発射活動の変化を開始することはよく知られた事実であるが(Evarts,1966)5),一方これらの運動野ニューロンは感覚系からの入力に応答して発射活動の変化を示すこともよく知られている(AdrianとMoruzzi,19391),BrooksとStoney,19714))。とくに体性感覚の入力に対しては著明な応答を示し,しかもその入力は運動野ニューロンの遠心性効果に対応した体部位特異性をもつことも知られている(AsanumaとRosén,1972)3)。それではこれらの感覚系からの入力は随意運動の機能にどのように関わつているのであろうか? ヒトまたはサルなどに光・音あるいは体性感覚刺激を与え,それに速やかに応答して電鍵押しやレバー引きなどの一定の運動を行なわせると,その応答は0.2秒以内に可能である。
解説
視覚中枢入力の多元性—ネコ網膜神経節細胞の三型分類
著者: 福田淳
ページ範囲:P.442 - P.452
はじめに
視覚機能には,形状認識,二点識別,などの複雑なものから,明暗識別,対光反射,あるいは対象への眼位および体位の移動など,より原始的なものまで,多くのものが含まれる。これら様々の機能が,諸視覚中枢のうちのどの部分によつて分担されているかという問題は,古くから興味がもたれてきた47)。より複雑な機能は外側膝状体—大脳皮質視覚領野で営まれ,より原始的な諸機能は,被蓋前域,上丘などの脳幹の視覚中枢で営まれる,とするのが一般の考えである56,57,68,73)。最近の研究から,これら諸視覚中枢への入力を与える数多くの網膜神経節細胞の間で,視覚中枢間にみられる機能の分化に呼応する分応が行なわれうることが明らかになりつつある。
Cajal以来14),網膜神経節細胞には,細胞体の大きさおよび樹状突起の型,存在する部位などの異なる多種のものが,主として解剖学的研究により区別されてきた8,9,11,12,31,40,49,53,63,71)。他方,電気生理学的研究の場合,記録条件による制約から,あらゆる種類の細胞を調べあげることが困難であつた44,67)。
実験講座
鋳型走査電顕法—腎副血管の一考察
著者: 村上宅郎
ページ範囲:P.453 - P.456
はじめに
メチルメタクリレートを半重合の状態で動脈より注入すると,毛細血管はもちろんのこと静脈系を含めた全血管床を鋳型にとることができ,この鋳型について微解剖と走査電子顕微鎖観察を繰り返すと,微細血管の分布,連絡についての理解を進め得る1)。この鋳型走査電顕法については,すでに腎糸球体などで実際の応用を示してきた2〜10)。本稿では,手法を簡単にまとめ,挿図にはサルの副腎を用いる。
電子顕微鏡写真技術—電子顕微鏡写真のレベルアップのために
著者: 深見章
ページ範囲:P.457 - P.463
Ⅰ.電子顕微鏡と写真
国の内外を問わず,著名な生物の研究者たちの手になる電子顕微鏡写真の中には,門外漢の筆者がみても素晴らしいと思うものがある。その秘密は何であろうか?それを解き明かせというのが,編集担当者の魂胆のようであるが,ここでは逆説的な表現で,どうしたら生物の電子顕微鏡写真のレベルアップができるか,について要点を述べてみたい。
大局的にみて筆者がお答えできることは二つしかない。誰が撮影しても見事な写真になり得るような電子顕微鏡の試料を作ることがその第一であり,第二にはそれを適切な電子顕微鏡の条件(加速電圧,対物レンズ絞り,その他)のもとで撮影することである。写真の立場としては,普通の電子顕微鏡用感光材料(以下略して電顕感材と呼ぶ)を用い,適正な露出を与え,標準の現像を施すだけでよろしい。何と馬鹿馬鹿しいと思われるかも知れないが,どうにか試料さえできれば,あとは写真の技術で何とでもなるという迷信? を断ち切つた人達だけが事実立派な写真を作つている。要は写真うつりがよくなるように,試料・電顕撮影条件を徹底的に考えることこそ,よい電子顕微鏡写真を作るための"know how"であると声を大にしていいたい。
講義
Phylogenetic and ontogenetic aspects of Ca spike
著者: 萩原生長
ページ範囲:P.465 - P.477
私が最近何年間かにわたつてやつておりました,Caスパイクのことを,少しまとめて話してみたいと思います。この話のタイトルは,東大の高橋国太郎君につけていただいたものでして,私もなるべくその線に沿つて話すつもりでおります。この仕事は決して私が一人でやつたものではなく,多くの若い方々,それも主として日本から,優秀な方々がアメリカの私のところにきて下さつて,協同研究というか,むしろそういう方々が主になつてでき上つてきたものと申し上げた方が正しいようです。
Caスパイクを最初にみつけた──というと大げさですが──のは中研一君との協同研究のときで,彼はいまロスアンゼルスのCalifornia Institute of Technologyにおられます。そのあと,大阪に移られた秩父君とやりまして,それから中島君──中島君は,いまアメリカのPurdue大学のBiologyにおられます。それからここの高橋国太郎君がきて,かなり長い間一緒にやりました。そのあと,都神経研究所の酒田君,日本医大の林君,東大の外山君,都神経研究所の小池君,最近になりましては城所君──城所君は,私のところからアメリカに沈殿いたしまして,現在ラホーヤのSalk Instituteにおられ,今日もこの会場にきておられます。それから東大の福田君,そして自治医大の小沢君が来ておりますが,これから申し上げますのはそういう方々とやつた実験結果であります。
話題
HARRY GRUNDFEST
著者: 草野皓
ページ範囲:P.478 - P.481
Harry Grundfestは1904年1月10日ロシアのミンスクで生れ1913年にアメリカに移住し,1920年にアメリカ市民権をとつております。1921年Columbia Collegeに入学,A. B.を得,Physiology Dept. からPh. D. の学位を得たのが1930年です。その頃の彼の初期の研究論文には魚のscotopicおよびchromatic visionに関する仕事があります。その後5年ほどPostdoc. やInstructorを二,三の大学でやり,1935〜'45年の間はNew YorkのRockefeller Instituteに席をおきnerve injuryおよびregenerationに関した仕事をしております。Gasserと一緒に仕事をしたのもこの時期です。WorldWar Ⅱ中は彼自身の興味による研究は一次中断され,彼はSenior PhysiologistとしてArmy Signal CorpsのClimatic research unitやWound ballistics projectに関係したそうです。戦争が終り,1945年に彼はコロンビア大のNeurology Dept. にResearch Associateとして帰り,以来ずつとそこに席をおいたわけです。
ハーバード大学医学部解剖学教室の思い出
著者: 河野邦雄
ページ範囲:P.482 - P.486
昭和48年の秋から1年間,文部省在外研究員としてHarvard大学医学部解剖学教室のProf. Palayの下で勉強する機会を得たので,そこでみた教室の有様,人物,解剖の授業などについて書いてみたい。
Bostonは古い落着いたそして美しい町である。Charles riverは町を二分して西から東に流れる大きな河でいつも溢々と水をたたえ,夏は遠く近くに点々と浮ぶヨットの白帆が青い水に映えて思わず息をのむ美しさであり,冬はまた水面が全面凍結し夕目に輝く雪の銀世界はオトギの国を思わせる。河の北岸はCambridge,南岸はdowntown Bostonである。Harvard大学の本部と他の学部はすべてこのCambridgeに集まつているが,医学部と歯学部はdowntownにある。downtownといつてもこの一角は大学と病院が集中し,また近くには沼地 Back Bayを中心に作られた公園 Fenway Parkがあり静かな落着いた雰囲気をもつ。
基本情報

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特集 特殊な幹細胞としての骨格筋サテライト細胞
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特集 神経回路の計測と操作
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60巻5号(2009年10月発行)
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60巻4号(2009年8月発行)
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59巻5号(2008年10月発行)
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59巻4号(2008年8月発行)
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59巻2号(2008年4月発行)
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59巻1号(2008年2月発行)
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特集 グリケーション(糖化)
58巻5号(2007年10月発行)
特集 タンパク質間相互作用
58巻4号(2007年8月発行)
特集 嗅覚受容の分子メカニズム
58巻3号(2007年6月発行)
特集 骨の形成と破壊
58巻2号(2007年4月発行)
特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
58巻1号(2007年2月発行)
特集 意識―脳科学からのアプローチ
57巻6号(2006年12月発行)
特集 血管壁
57巻5号(2006年10月発行)
特集 生物進化の分子マップ
57巻4号(2006年8月発行)
特集 脳科学が求める先端技術
57巻3号(2006年6月発行)
特集 ミエリン化の機構とその異常
57巻2号(2006年4月発行)
特集 膜リサイクリング
57巻1号(2006年2月発行)
特集 こころと脳:とらえがたいものを科学する
56巻6号(2005年12月発行)
特集 構造生物学の現在と今後の展開
56巻5号(2005年10月発行)
特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム
56巻4号(2005年8月発行)
特集 脳の遺伝子―どこでどのように働いているのか
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特集 脳の深部を探る
55巻5号(2004年10月発行)
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55巻4号(2004年8月発行)
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特集 分子進化学の現在
55巻2号(2004年4月発行)
特集 アダプタータンパク
55巻1号(2004年2月発行)
特集 ニューロンと脳
54巻6号(2003年12月発行)
特集 オートファジー
54巻5号(2003年10月発行)
特集 創薬ゲノミクス・創薬プロテオミクス・創薬インフォマティクス
54巻4号(2003年8月発行)
特集 ラフトと細胞機能
54巻3号(2003年6月発行)
特集 クロマチン
54巻2号(2003年4月発行)
特集 樹状突起
54巻1号(2003年2月発行)
53巻6号(2002年12月発行)
特集 ゲノム全解読とポストゲノムの問題点
53巻5号(2002年10月発行)
特集 加齢の克服―21世紀の課題
53巻4号(2002年8月発行)
特集 一価イオンチャネル
53巻3号(2002年6月発行)
特集 細胞質分裂
53巻2号(2002年4月発行)
特集 RNA
53巻1号(2002年2月発行)
連続座談会 脳とこころ―21世紀の課題
52巻6号(2001年12月発行)
特集 血液脳関門研究の最近の進歩
52巻5号(2001年10月発行)
特集 モチーフ・ドメインリスト
52巻4号(2001年8月発行)
特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
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特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
49巻6号(1998年12月発行)
特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
24巻2号(1973年4月発行)
24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
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23巻4号(1972年8月発行)
23巻3号(1972年6月発行)
23巻2号(1972年4月発行)
23巻1号(1972年2月発行)
22巻6号(1971年12月発行)
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22巻4号(1971年8月発行)
22巻3号(1971年6月発行)
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22巻1号(1971年2月発行)
21巻7号(1970年12月発行)
21巻6号(1970年10月発行)
21巻4号(1970年8月発行)
特集 代謝と機能
21巻5号(1970年8月発行)
21巻3号(1970年6月発行)
21巻2号(1970年4月発行)
21巻1号(1970年2月発行)
20巻6号(1969年12月発行)
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19巻6号(1968年12月発行)
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18巻6号(1967年12月発行)
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17巻6号(1966年12月発行)
17巻5号(1966年10月発行)
17巻4号(1966年8月発行)
17巻3号(1966年6月発行)
17巻2号(1966年4月発行)
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16巻6号(1965年12月発行)
16巻5号(1965年10月発行)
16巻4号(1965年8月発行)
16巻3号(1965年6月発行)
16巻2号(1965年4月発行)
16巻1号(1965年2月発行)
15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
15巻5号(1964年10月発行)
特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
12巻5号(1961年10月発行)
12巻4号(1961年8月発行)
12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
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11巻3号(1960年6月発行)
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10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)