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文献詳細

雑誌文献

生体の科学26巻5号

1975年10月発行

文献概要

講義

Phylogenetic and ontogenetic aspects of Ca spike

著者: 萩原生長1

所属機関: 1

ページ範囲:P.465 - P.477

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 私が最近何年間かにわたつてやつておりました,Caスパイクのことを,少しまとめて話してみたいと思います。この話のタイトルは,東大の高橋国太郎君につけていただいたものでして,私もなるべくその線に沿つて話すつもりでおります。この仕事は決して私が一人でやつたものではなく,多くの若い方々,それも主として日本から,優秀な方々がアメリカの私のところにきて下さつて,協同研究というか,むしろそういう方々が主になつてでき上つてきたものと申し上げた方が正しいようです。
 Caスパイクを最初にみつけた──というと大げさですが──のは中研一君との協同研究のときで,彼はいまロスアンゼルスのCalifornia Institute of Technologyにおられます。そのあと,大阪に移られた秩父君とやりまして,それから中島君──中島君は,いまアメリカのPurdue大学のBiologyにおられます。それからここの高橋国太郎君がきて,かなり長い間一緒にやりました。そのあと,都神経研究所の酒田君,日本医大の林君,東大の外山君,都神経研究所の小池君,最近になりましては城所君──城所君は,私のところからアメリカに沈殿いたしまして,現在ラホーヤのSalk Instituteにおられ,今日もこの会場にきておられます。それから東大の福田君,そして自治医大の小沢君が来ておりますが,これから申し上げますのはそういう方々とやつた実験結果であります。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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