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文献詳細

雑誌文献

生体の科学27巻1号

1976年02月発行

話題

Cold Spring Harbor Symposium

著者: 小沢瀞司1

所属機関: 1自治医科大学生理学教室

ページ範囲:P.92 - P.97

文献概要

 第40回Cold Spring Harbor Symposium on Quan-titative Biologyは1975年6月3日から10日までの8日間にわたつて行なわれた。このsymposiumは毎年1回,この時期に生物学の最も中心的な問題をテーマとして,New York郊外のCold Spring Harbor Laboratoryで行なわれ,今年のテーマは,The Synapseであつた。参考までに過去3年間のテーマをあげると,1972年The Mechanism of Muscle Contraction,1973年Chromosome Structure and Function,1974年Tumor Virusesであり,戦後neurobiologyの領域が対象になつたのは,1952年のThe Neuron,1965年のSensory Receptorについで,今回が3回目である。主催者はCold Spring Harbor Laboratoryの責任者であり,DNAの二重らせん構造を提起して,分子生物学のパイオニアとなつた,J. D. Watsonであるが,Harvard Medical SchoolのS. W. Kufflerがchief advisorとして,実際的にこの会合をとりしきつた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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