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文献詳細

雑誌文献

生体の科学27巻2号

1976年04月発行

文献概要

話題

シンポジウム"伸張反射の理解"について

著者: 本間三郎1

所属機関: 1千葉大学医学部生理学教室

ページ範囲:P.172 - P.175

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 シンポジウム"伸張反射の理解"は型の如くGranit教授の開会講演と本シンポジウムの組織委員長としての筆者の講演で開始された。
 Granit教授の開会講演の要旨は,運動制御を行なうこの伸張反射は随意運動と関連して理解されねばならない。たとえばこれまでの生理学における運動の反射性制御の研究は脊髄動物や除脳動物,あるいは各種麻酔下の動物で行なわれてきた。随意運動と反射との関係は,その性質からしてこういつた動物からでは研究し得ない。ヒトにおいて自然のままで伸張反射とくにその感覚と随意による運動系の連関を研究することが必要と考えられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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