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文献詳細

雑誌文献

生体の科学27巻4号

1976年08月発行

文献概要

話題

C.Ladd Prosser—その人柄,退官記念シンポジウムのことなど

著者: 永井敏夫1

所属機関: 1

ページ範囲:P.331 - P.334

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 イリノイ大学はシカゴから200キロほど南へさがつたChampaign-Urbanaという人口10万あまりの大学町にあります。この辺りはリンカーンゆかりの地で,イリノイ州の自動車の番号プレイトにはLand of Lincolnと書かれています。
 C. Ladd Prosserはイリノイ大学で36年間教鞭をとり続けました。その同じ大学で,1975年の5月中旬の2日間,彼の退職を記念してシンポジウムが開かれました。これより先に,American Society of ZoologistsのPhysiology and Biochemistryの部門の学会でも,とくに"Prosserの退職を記念して"というsubtitleが付けられてシンポジウムが開かれています(1974年,12月,アリゾナ州Tacson)。イリノイ大学であつたのは,ASymposium in Honor of C. Ladd Prosser. Commemorating the Reunion of His Colleagues and Associates. という名目の示すように,いわば,もつと内輪の会で,かつて彼に教えを受けた人たちや共同研究者,友人たちが150人ばかり集まりました。それだけにProsser自身の研究の興味に,より近い内容のシンポジウムでした。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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