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文献詳細

雑誌文献

生体の科学28巻2号

1977年04月発行

文献概要

特集 生体の修復 総説

ヒトおよび哺乳動物細胞における修復と回復

著者: 小野哲也1 岡田重文1

所属機関: 1東京大学医学部放射線基礎医学教室

ページ範囲:P.77 - P.85

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 放射線生物学においてはすでに1940年代より,細胞に放射線傷害より回復し得る能力があることを示唆する実験がいくつかあった。
 しかし,これがはっきりした形でとらえられ,分子レベルでの解明がはじまったのは,1960年代である1,2)。細胞の回復は,放射線,紫外線傷害に限らず,他の傷害,たとえば,数多くの化学物質からの傷害にもあてはまることが明らかになってきている3〜5)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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