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特集 生体の修復 総説
ヒトおよび哺乳動物細胞における修復と回復
著者: 小野哲也1 岡田重文1
所属機関: 1東京大学医学部放射線基礎医学教室
ページ範囲:P.77 - P.85
文献購入ページに移動 放射線生物学においてはすでに1940年代より,細胞に放射線傷害より回復し得る能力があることを示唆する実験がいくつかあった。
しかし,これがはっきりした形でとらえられ,分子レベルでの解明がはじまったのは,1960年代である1,2)。細胞の回復は,放射線,紫外線傷害に限らず,他の傷害,たとえば,数多くの化学物質からの傷害にもあてはまることが明らかになってきている3〜5)。
しかし,これがはっきりした形でとらえられ,分子レベルでの解明がはじまったのは,1960年代である1,2)。細胞の回復は,放射線,紫外線傷害に限らず,他の傷害,たとえば,数多くの化学物質からの傷害にもあてはまることが明らかになってきている3〜5)。
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