神経系の機能素子としてのニューロンとその突起が,ハードウェア(神経回路)を構成し,その働きによってソフトウェア(脳の統御〔integrative control〕のプログラム)が成立すると考えられる。
このハードウェアの性質をソフトウェアの働きとの関連で解析していけば,脳機能のメカニズムが解明されるであろうという楽観的な見方(一つの立場)が最近になってふえつつあるようだ。これは従来,神経解剖学や神経生理学の分野でその分野の枠内の仕事を行ってきた人達の間だけでなく,もっぱらソフトウェアのみの研究を行ってきた人達(多くの心理学者や動物行動学者〔エソロジスト〕)の間にも受け入れられつつあるようだ1)。
雑誌目次
生体の科学28巻3号
1977年06月発行
雑誌目次
特集 神経回路網と脳機能
特集「神経回路網と脳機能」によせて
著者: 久保田競
ページ範囲:P.142 - P.142
総説
神経回路網の構成
著者: 水野昇
ページ範囲:P.143 - P.158
はじめに
ニューロン・ネットワーク(neuron-network)は中枢神経系の情報処理機能を直接的に担う構造である。しかし,この構造についての知見はいまもってはなはだ不十分である。巨大な数にのぼるニューロンの連絡関係において,どこまでの規則性・固定性が存在するのか。また,ランダムな過程がどの程度までどのようにニューロン・ネットワークの成立に係わるのか。これらの問いには,再構成(reorganization)・再生(regeneration)・可塑性(plasticity)・学習・記憶などといった中枢神経系の"謎"に向って形態学的な側面から肉迫しようとする意志が内含されているはずである。
中枢神経系すなわちニューロンの集合をどのように取り扱うかに関して,「神経回路」という語にはすでに一つの立場が主張されている。それは,脳をオートマトンのように見なして全体的に取り扱うのではなく,ニューロン・ネットワークのなかから機能的な意味をもつニューロン連鎖を抽出し,このようなニューロン連鎖,すなわち神経回路の組合せとして中枢神経系を理解しようとする立場である。このような回路は形態学的なアプローチに際してはまず何らかの意味で"目立つ"神経線維の集合,すなわち「神経路」として現われ,一方,それらの神経路が構成する"線"によって結ばれる"点"が神経細胞体の集合部位すなわち「核」として捉えられる。
神経回路網と中枢制御—とくに脳幹内歩行神経機構を中心として
著者: 森茂美
ページ範囲:P.159 - P.169
はじめに
神経回路網解析の目的は,その回路を構成する微細構造とその回路の機能を対応づけることにある。いいかえると,ある神経回路網が同定されたとき,それが目的とする動作の制御にどのような役割を果しているかを解明することである。
神経回路網は,いわゆる微視的回路(micro-circuit)と巨視的回路(macro-circuit)に大別される。前者の例としては2個の神経細胞で構成される回路が,その最も基本的な型であり,伸張反射・屈曲反射など髄節性の要素的反射回路をその中に入れてもよい。後者の例としては,すでにその微細構造の解明された五つの異る神経細胞からなる小脳の神経回路があげられる。
運動の統御機構—相反性神経支配をめぐる一断章
著者: 田中勵作
ページ範囲:P.170 - P.176
はじめに
運動の統御機構を論じようとする場合,対象はきわめて多面的かつ有機的でありながら,これまでの私達の得た成果は局地的かつ不連続的であるにとどまり,その総括は至難の業である。
図1は,運動の実行と調節に関係していると考えられている構造とその機能的連絡を大まかに図式化したものである。運動司令は大脳より発し,最終出力機関のある脊髄へ直接にまた大脳基底核・脳幹諸核を経由して間接的に下行する。一方,運動の進行に応じて時々刻々変化してゆく末梢からの感覚情報は,脊髄・脳幹さらに上位レベルへと重層的にフィード・バックされる。小脳がこれら下行系・上行系の上位レベルで平行的に挿入され,運動調節に重要であることを強調している。
感覚情報の処理機構—嗅球の神経回路網におけるニオイ情報処理機構
著者: 森憲作
ページ範囲:P.177 - P.184
はじめに
脳の特定の感覚中枢の情報処理機能を,その部位の神経回路網のシナプス機構の詳細な研究を基礎として理解しようという試みが,多くの部位でなされてきている。本稿では,嗅覚系の第一次中継部位である嗅球におけるそのような試みの一部を紹介したいと思う。
嗅球は古くから,それを構成している神経細胞群が比較的単純で明確な層状構造をしていることから,解剖学者たちに注目されていたが2,4),最近になって,電子顕微鏡による一連の詳細な研究がなされ(たとえばPrice and Powell13〜15)),解剖学的には,そのシナプス構造の概略が明らかになった。しかし,神経生理学的な研究は未だ端緒についたばかりであり,まだ未知の問題が山積していて,嗅球の神経回路網の機能を推測するには,今後かなりの段階を経なければならないと思われる(詳細は文献21)を参照されたい)。
学習行動の脳内メカニズム—下側頭回への神経生理学的アプローチ
著者: 三上章允
ページ範囲:P.185 - P.192
はじめに
心理学では,「生活体に練習または経験が与えられたとき,それによって生活体の行動に比較的永続的な変化が起る」ことを『学習』と呼ぶ31)。神経生理学の側から『学習』の問題に取り組もうとするときの一つの立場は,この行動の変化をもたらす脳内の変化をとらえようとする立場である。この場合,概念・推理・判断といった複雑な過程を含む高次の学習をいきなり取り上げるよりも,神経回路網のすでに明らかにされている単純な学習系を対象とする方がより有利であると考えるのが一般的である。それは,高次の学習に関与する神経回路網の研究が遅れていることともに,個々の神経細胞レベルでの変化を問題とする限りは,高次の学習に伴って引き起される変化と同様の変化を,単純な学習系においても見出すことができるであろうという考え方があるからである。したがって,このような問題意識をもつ研究者達は,反射や古典的条件づけなどにおける神経回路網の可塑性の問題を研究対象として選んでいる。
ところで,複雑な学習系における神経細胞レベルでの変化が,より単純な学習系ですでに見られるようなタイプの変化によって構成されているとすると,高次の学習の特徴は何であろうかということになる。それは,個々の神経細胞のレベルで起る変化自体よりも,むしろ,その結果脳内にどのような神経回路網がつくられるかが重要であるということであろうと考えられる。
解説
内部灌流法による植物細胞膜特性の研究
著者: 田沢仁 , 新免輝男
ページ範囲:P.193 - P.203
はじめに
神経細胞の膜生理学が1961年Tasakiら1),およびHodgkinsら2)の二つのグループがそれぞれ独立にイカの巨大神経の原形質を取り除いて内部を人工液で灌流することに成功してから急速な進歩をとげたことは周知の事実である3,4)。細胞膜の外側だけでなく内側の環境をも自由に制御できることは膜現象の物理化学的理解に不可欠であることはいうまでもない。植物細胞での内部灌流の試みは動物細胞よりもむしろ古い。すでに1935年Blinks5)は海産の緑藻Halicystisの巨大細胞に2本の微小ガラス管を挿入し,細胞内を海水で灌流した。
植物細胞には動物細胞とは異り,原形質膜と液胞膜の2枚の膜がある。成熟した植物細胞の基本的な構造を図1aに示した車軸藻類の節間細胞の縦断面図を参考にしながら説明する。すなわち外部から内部に向けてセルロースを主成分とする細胞壁(Cw),原形質膜(Pl),ゲル状原形質外質,外質に埋まっている葉緑体(Chl),活発に流動している原形質内質(En),液胞膜(Tp),液胞(Vac)などがある。Blinksの行った内部灌流は実は液胞灌流で,イカの巨大神経で行ったように原形質に相当する部分を灌流したのではない。本論で主として取り扱う車軸藻類の節間細胞は液胞灌流だけでなく,イカで行われたような「原形質灌流」をも容易に行うことができる。本文に入る前に材料の特徴を簡単にのべる。
エンケファリンおよび関連ペプチド(エンドルフィン類)の中枢作用
著者: 高木博司 , 佐藤公道
ページ範囲:P.204 - P.214
はじめに
エンケファリン(enkephalin)は脳組織から抽出精製されたmorphine様活性をもつペプチドのうち,Hughesら1)によって最初に化学構造が決定されたペンタペプチドの呼び名で,ギリシャ語で「頭の中に」という意味で命名されたものである。この化学構造決定の報告がNature誌に掲載されたのは1975年12月であるが,それ以来enkephalin関連ペプチドがいくつか報告され,それらを一括してエンドルフィン類(endorphins)と総称されるに至った2)。endorphinsに関する報告は最近続々と出ており,研究が急速に展開しつつあるが,その生理学的・薬理学的性質の検索はまだ十分ではなく,生体内での役割も明確ではないが,重要な働きをもつ物質と思われる知見が集まりつつある。本稿では中枢作用を中心にenkephalinsを中心とするendorphinsについて現在までの知見をまとめてみたい。
実験講座
生体アミンの系統的分析法
著者: 和田博 , 大和谷厚 , 小笠原三郎 , 渡辺建彦
ページ範囲:P.215 - P.222
はじめに
アミノ酸分析装置すなわち全アミノ酸の系統的分析法の,生命現象解明に果たした役割を考えるとき,つぎのステップとして生体アミン類の系統的分析法の開発は重要な意味をもってくる。生体の複雑な機能は,当然のことながら,特定のアミンだけでなく,活性アミン類相互のバランスの上に,微妙に調節されていると考えられる以上,少なくともカテコラミン類,セロトニン,ヒスタミンなどは,同一試料から同時に測定することが,ぜひとも必要であろう。
こういう観点から,筆者らはここ数年来アミン類の系統的分析法を検討し,螢光標式物質であるダンシルクロライド(ジメチルアミノナフタレンスルフォニルクロライド)を用いた方法については,その基本的操作法,限界,問題点などを総説として発表した1)。アミン類は,生体中には非常に微量しか存在していないこと,化学的に不安定なものが多いこと,各種アミン類の生体中存在比に大きく差があることなどの理由から,現在のところ,自動アミノ酸分析機のような形で,容易にかつ簡便に全アミンを測定できるというところまでには至っていない。ここでは,現在われわれの教室で行っている,数種のカラムクロマトグラフィーと,従来からの螢光分析法とを組み合わせた,同一試料中からのカテコラミン類(アドレナリン,ノルアドレナリン,ドーパミン),セロトニン,ヒスタミン,メチルヒスタミンの同時分析法について具体的に記載してみたい。
抗血清の調製とその特異性解析
著者: 平林民雄
ページ範囲:P.223 - P.229
生体の組成およびその機能を研究している人達が免疫学的手法を用いて,とりわけ,研究中の成分に対する抗血清を調製してさらに研究を進めたいと考える場合が多い。しかしこれまで血清学と全く縁のなかった人にとっては,このような考えは頭に浮んでも手を出しにくいのが実情である。そこで,もともと素人の筆者がこれまで我流で進めてきた方法を紹介し,同様の手法を用いたい人の参考にしていただくと同時に,専門の人の批判を仰ぎたいと思う。したがって内容は筆者の狭い経験の範囲内に限られ,滅菌操作を全く必要としない筋肉タンパク質に関しての結果が主となるが,できるだけ具体的に紹介したい。
よい抗血清が得られた場合にはどんな応用性があるだろうか。
話題
University College London生理学教室における筋タンパク質の熱量測定
著者: 児玉孝雄
ページ範囲:P.230 - P.234
はじめに
昨年(1976年)の7月Cambridge大学生理学教室で開催された英国生理学会例会では,学会創立100年を祝って数々の記念行事が行われました。第1日目の午後には,神経興奮のNa+説を打ち立てたProf. A. L. Hodgkinの記念講演があり,講義室は200人以上の人々でいっぱいとなりました。講演の始まる直前にひとりの老紳士が杖をついて現われ,最前列の席についたとき,会場のあちらこちらからどよめきがおこりました。それが90歳の誕生日を目前にしたProf. A. V. Hillでした。よく知られているように,Prof. Hillは,1911年熱電堆と検流計の改良によって筋肉の熱産生の測定に初めて成功し(最初の試みは,エネルギー保存則で有名なHelmholtzによって,19世紀のなかばになされている),以後約50年にわたって熱産生を中心とした筋収縮の詳細な現象論的解析を積み重ね,収縮機構を考える基盤をつくり上げました。
筆者は,Prof. Hillが研究生活の大部分を過したロンドンのUniversity College London生理学教室で,筋収縮のエネルギー論的研究を進めているProf. D. R. WilkieとDr. R. C. Woledgeの許に1974年春からちょうど3年間滞在し,ミオシンATPaseの微少熱量測定(microcalorimetry)による研究を行う機会を得ました。
Dahlem Konferenzに出席して
著者: 伊藤正男
ページ範囲:P.235 - P.237
本年3月7日から11日までの5日間西ベルリンにおいて開かれたDahlem財団のワークショップに参加してきたのでその内容を紹介したいと思います。Dahlemというのは西ベルリンの一地区の名で,とくにそれ以上の意味はありません。この財団は西独の多くの企業からの寄付金により成り立っており,5年間にわたって国際的な規模で何回ものワークショップを開き,その報告を出版することを目的に作られたものです。ワークショップの計画と実施を実際に行っている中心人物はBernhard博士と呼ばれる中年の女性で,5〜6人の助手を使って会場や参加者の世話まで一切をとりし切っています。参加者の中にいたドイツ人の話では,このような財団ができたのは西独の企業がその利潤を社会へ還元するためで,またこれによって西独の経済活動に対する世界中からの圧力を少しでも柔らげるのが裏の狙いであるともいっていました。
コミニケーション
生化学からみた小胞体膜のタンパク質
著者:
ページ範囲:P.238 - P.238
細胞分画法でミクロソームとよばれたものの主体が小胞体であるが,後者の特徴的な酵素には,電子伝達体としてチトクロームP-450といわれるもの,またそれを還元する酵素がある。もう一つの小胞体チトクロームにb5があり,それを還元する酵素もある。加水分解酵素には,グルコース6-リン酸ホスファターゼ,アデノシントリホスファターゼ,ヌクレオシドジホスファターゼ,エステラーゼ,アリルスルファターゼがあり,転移酵素にはグルクロノシルトランスフェラーゼが知られている。
このように,小胞体膜の多彩な酵素活性は比較的よく調べられており,それらの酵素の一部については代謝回転の速さも調べられている。しかし,小胞体膜自体の分子解剖はほとんど進んでいない。という意味は,赤血球膜のタンパク質についてはみかけの分子量がどれくらいのものがどれくらいの割合で存在するかについて多くの研究があるのに,小胞体膜についてはそれがほとんどない。いままで代謝回転が調べられた小胞体膜タンパク質でも,多くの場合,b5のような酵素,しかもその活性フラグメントであった。小胞体膜の主なタンパク質にどのようなものがあるかは興味のある問題である。
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特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
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52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
49巻6号(1998年12月発行)
特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
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24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
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22巻6号(1971年12月発行)
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21巻7号(1970年12月発行)
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特集 代謝と機能
21巻5号(1970年8月発行)
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20巻6号(1969年12月発行)
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19巻6号(1968年12月発行)
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17巻6号(1966年12月発行)
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17巻4号(1966年8月発行)
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16巻6号(1965年12月発行)
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16巻4号(1965年8月発行)
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15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
15巻5号(1964年10月発行)
特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
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12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
11巻1号(1960年2月発行)
10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)