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文献詳細

雑誌文献

生体の科学28巻5号

1977年10月発行

文献概要

話題

ロックフェラー大学,最近の状況—神経生理学研究室

著者: 福島菊郎12

所属機関: 1北海道大学医学部第2生理学教室 2ロックフェラー大学Wilson研究室

ページ範囲:P.407 - P.411

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 ロックフエラー大学
 ニューヨーク市内を散策して,ロックフェラー大学構内に入ると,あたかも別の世界に来た感があります。いかにも生き生きとした,手入れのよくいき届いた芝生。うっそうとした,しかし整然とした木立。幾種類もの渡り鳥……。
 春のきざしは,2月初旬,クロッカスが,一斉に咲き出す頃に始まります。それに続いて,水仙,チューリップ,桜,つつじと,ロックフェラー構内が,実にあざやかに色どられます。5月中旬以後は,構内全体が深い緑に変わりますが,この頃,しばらく立ち止まって耳をすますと,新しい雛鳥の声を耳にします。ロックフェラー大学正門から構内をみると,正面に,つたにおおわれたFounder's Hallがあります。このHallは1975年,米国政府によりNational Historic Landmarkに指定されました。Hallの入口には2本のギリシャ風円柱が立っており,中に入ると,いくつかの先人の肖像画とともに,創設者John D.Rockefeller氏の肖像画と胸像があります。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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