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文献詳細

雑誌文献

生体の科学28巻6号

1977年12月発行

文献概要

実験講座

酵素標識法—ペプチドおよびタンパクの架橋法

著者: 石川栄治1 加藤兼房1

所属機関: 1宮崎医科大学生化学教室

ページ範囲:P.478 - P.483

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 はじめに
 ペプチドおよびタンパクの架橋法は種々の分野で利用されている。タンパク質の構造と機能の研究はいうに及ばず,生体膜など複雑なタンパクその他の高分子の複合体の構造研究にも用いられている。また組織化学,免疫化学の分野でも必須の手段として利用されている。これらの目的のためには,分子内架橋も分子間架橋も用いられる。分子間架橋には同種タンパク間と異種タンパク間がある。ここでは異種タンパク間,ことに酵素と抗体あるいは抗原との間の架橋に重点をおいて述べることとする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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