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文献詳細

雑誌文献

生体の科学29巻1号

1978年02月発行

文献概要

特集 膜脂質の再検討 総説

膜脂質の多様性と膜タンパクとの相互作用

著者: 石塚稲夫1 加納いつ1 新村幸雄1 只野桂子1

所属機関: 1帝京大学医学部生化学教室

ページ範囲:P.12 - P.25

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 生体膜はSinger, Nicolsonのモデルに代表されるように,流動脂質二重層と膜タンパクからなっていると考えられている。これらのタンパクの生物活性の発現は,膜の局所的環境,とくに膜脂質によって調節されていると考えられている。
 本稿では,下の四つのトピックを取り上げて脂質とタンパクとの"リポフィリッグな関係について考察してみたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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