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文献詳細

雑誌文献

生体の科学29巻4号

1978年08月発行

文献概要

解説

ゾウリムシにおける纎毛運動の制御

著者: 内藤豊1

所属機関: 1筑波大学生物科学系

ページ範囲:P.284 - P.293

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 Ⅰ.細菌と分子生物学
 過去約20年間,分子生物学や分子遺伝学は,大腸菌(Escherichia coli)を研究材料として画期的発展を遂げ,生命科学の各分野に大きな影響を与えてきた。これは,大腸菌で得られた知見が,大腸菌のみにとどまらず,われわれ人間も含めた一般生物の機能の解明に役立つことを意味している。つまり,生命現象における一様性を如実に示しているといえよう。
 細菌などの微生物が研究材料として優れている点はつぎの二点である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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