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病理学ならびに治療学におけるライソゾーム—C.de Duve教授の講演を拝聴して
著者: 小川和朗1
所属機関: 1京都大学医学部解剖学教室
ページ範囲:P.315 - P.322
文献購入ページに移動 昭和52年9月6日(火)午後3時半より5時頃まで,京都大学楽友会館で,1974年度ノーベル医学・生理学賞受賞者Christian de Duve博士(米国ロックフェラー大学教授,ベルギー・ルーベン大学教授兼国際細胞ならびに分子病理学研究所所長)の「病理学ならびに治療学におけるライソゾーム」と題するご講演(主催,京都大学医学部;共催,日本組織細胞化学会,日本電子顕微鏡学会関西支部会,比較医学協会)を拝聴する機会を得た。de Duve博士がたまたま内藤シンポジウム(エーザイ株式会社)の一つとして同年9月1日〜4日の間,山中湖畔で催された,"International Symposium on Tocopherol, Oxygen and Biomembrane"の名誉会長として来日されたので,帰途,京都にお立寄りいただき,何かご講演いただけないかとお願いしたところ,ご快諾下されたわけである。
このご講演の内容は,われわれ医学生物学の分野で研究に従事している者にとりきわめて示唆に富んだものであり,かつ本誌編集室からの依頼もあったので,ここに本誌上をお借りして講演の概要を紹介したいと思う。
このご講演の内容は,われわれ医学生物学の分野で研究に従事している者にとりきわめて示唆に富んだものであり,かつ本誌編集室からの依頼もあったので,ここに本誌上をお借りして講演の概要を紹介したいと思う。
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