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特集 最近の神経科学から 講義
—通信シンポジウム—"神経科学における創造的コミニケーション"—国際神経科学学会のモデル試行
著者: 伊藤正男1
所属機関: 1東京大学医学部生理学教室
ページ範囲:P.460 - P.468
文献購入ページに移動 1977年11月5日米国カリフォルニア州アナハイムで行われた第7回北米神経科学協会年会において会長主催の特別シンポジウムとして,いささか破天荒な試みがなされた。アナハイムの会場とベセスダ,レキシントンの3地点を通信衛星によりつなぎ,会長のブルーム氏の司会により,ベセスダに居るアクセルロッド,ニレンバーグ,オブライアン,ゴルダー,オーメン氏ら,レキシントンのマーチン氏とアナハイムのアグラノフ,ブリッジマン,メルネチェック氏との間に学術的および,科学行政的な神経科学の諸問題の討論がくりひろげられた。
このシンポジウムには日本神経科学協会よりビデオテープによりメッセージを送り,これがシンポジウムの中に挿入されている。本稿はそのメッセージへの返礼として日本神経科学協会へ送られたビデオテープより再録したシンポジウムの記録である。
このシンポジウムには日本神経科学協会よりビデオテープによりメッセージを送り,これがシンポジウムの中に挿入されている。本稿はそのメッセージへの返礼として日本神経科学協会へ送られたビデオテープより再録したシンポジウムの記録である。
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