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第7回国際薬理学会(パリ)印象記
著者: 野々村禎昭1
所属機関: 1東京大学医学部薬理学教室
ページ範囲:P.490 - P.493
文献購入ページに移動このような膨大な参加者を集めて普通の会場ではとても消化しきれるものではないが,ドゴール時代にフランスの威信をかけて建築に着手したといわれる国際センターの規模は素晴らしいもので,この大学会を美事にのみこんでしまった。もっとも会議場はパリの西に位置しているとはいえ,地下に地下鉄駅をもち,ブローニューの森の前にあるという散歩には好適な場所にあり,7月とはいえ気温は20℃前後という心地良い温度とあっては,学会参加者達もついついパリの街に出かけたくなってしまって,各会場の出席者を手頃な数になるように自己調節していた。
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