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光電比色計に依るヘパトサルファレイン試驗—第1報
著者: 山崎晴一郞1 栗原公足1 岡部治彌1
所属機関: 1九州大學醫學部第二内科教室
ページ範囲:P.76 - P.78
文献購入ページに移動周知の如く,ヘパトサルファレイン試驗は(以下HSPと記す)その鋭敏さと簡便さとのためにアメリカに於て著く發展し,吾國に於ても現在代表的な準臨床的肝機能検査法の1つに數えらるる樣になり,且つまた臨床的にも用いられんとしつつあるが,最近私共は更に光電比色計を用いて本試驗を試みつつある。
1947年にMateerは光電比色計に依るブロムサルファレイン試驗を最良の方法として追加したが,それに依れば5mg法45分値4%以下を正常と見做し,且つ光電比色計を用うる利點を次の如くに列擧した。
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