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文献詳細

雑誌文献

生体の科学30巻1号

1979年02月発行

文献概要

特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より 総説

生体膜の構造と機能

著者: 藤田道也1

所属機関: 1浜松医科大学生化学教室

ページ範囲:P.10 - P.12

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 第6回国際生物物理学会議が盛況であったことは他のレビューにも明らかな通りである。なかでも生体膜は発表の多い分野であった。内容も生物学的なものから化学的なもの,物理学的アプローチに至るまでじつにさまざまである。主催者側はそれを,"構造","分子運動","生理学","赤血球","ミトコンドリア","輸送","機能"などに分類していて,その事情をよく反映している。また,受容体が生体膜から独立した項目として扱われているのが印象に残った。これらのすべてにわたって通覧することは限られた紙面では不可能に近いので筆者の関心のあったものを重点的に扱うことを許してほしい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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