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文献詳細

雑誌文献

生体の科学30巻1号

1979年02月発行

文献概要

実験講座

三角形ガラス管微小電極

著者: 瀬山一正1

所属機関: 1広島大学医学部第一生理学教室

ページ範囲:P.43 - P.44

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 われわれ広島大学医学部第一生理学教室の研究グループは,2本のガラス管微小電極を用いて膜電位固定法を過去数年行ってきたが,その際,主としてつぎの二つの実験技術上の困難さに直面してきた。第一は微小電極が十分鋭利で細胞内に如何に容易に刺入できるかということであり,第二には鋭利であっても通電に際し必要な電流を一定の波形で流すことができるかということである。これらの問題はわれわれの実験だけでなく現在生理学上の研究で広く用いられている微小電極法のもつ共通の悩みであろうから,もし簡単に解決しうるならば研究向上の一助になると考え,われわれの得た一解決方法に関し広く紹介したいと思い筆を取った次第である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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