文献詳細
文献概要
特集 赤血球膜の分子構築 総説
赤血球膜蛋白の分子特性
著者: 富田基郎1 本間喜久子1
所属機関: 1昭和大学薬学部衛生化学教室
ページ範囲:P.198 - P.204
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赤血球膜蛋白は生体膜の中ではきわだって解析が進み,分子レベルでかなりのことが論じられるようになった。本総説では膜蛋白の構造に焦点を絞り,その知見からどの程度まで赤血球膜全体の構造が理解されうるかを紹介したい。紙面の制約があるので,他総説によっても解説される部分の紹介は参考文献を載せる程度で割愛した。
赤血球膜蛋白は生体膜の中ではきわだって解析が進み,分子レベルでかなりのことが論じられるようになった。本総説では膜蛋白の構造に焦点を絞り,その知見からどの程度まで赤血球膜全体の構造が理解されうるかを紹介したい。紙面の制約があるので,他総説によっても解説される部分の紹介は参考文献を載せる程度で割愛した。
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