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文献詳細

雑誌文献

生体の科学31巻3号

1980年06月発行

文献概要

話題

チェコ生理学研究所のブレシュ研に学んで

著者: 大川隆徳1 柴田政章2

所属機関: 1岐阜大学医学部第1生理学教室 2佐賀医科大学生理学教室

ページ範囲:P.267 - P.269

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 チェコスロバキアでは1952年科学アカデミーが創設され,歴史上はじめての科学研究に対する中央総合化が行われた。この科学アカデミーは広い分野にわたっての研究所を含めて多数の部局をもち,その施設,研究器材,図書の充実などに多くの国家予算が使われている。さらに,このアカデミーは研究・教育のための最高機関であって,一般の大学を出た有能な人材を一流の研究者に養成している。この権威ある科学アカデミーに所属するブレシュ(Bureš)研は,ヤン・ブレシュ博士を中心に,精神科医でもあり心理学者のブレッシュ夫人のオルガ・ブレシュオバ博士,化学の専門家であるクリバネック博士,ブレシュの後継老ともいえるプロゼック博士および6〜7名の専属技能員(うち,女子4名)が主体となって,1954年以来,レオの伝播性抑制(Leão's spreading depression)を主テーマにして研究を続けており,その業績は1974年にアカデミア・プラハから出版された"The-Mechanism and Applications of Leão's Spreading Depression of Electroencephalographic Activity"(Bureš,Burešová and Křivánek共著)に収録されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1883-5503

印刷版ISSN:0370-9531

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