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「第28回国際生理学会」報告
著者: 川口三郎1 本間生夫2 宮崎俊一3 加藤順三4
所属機関: 1京都大・脳研 2慈恵医大・生理 3自治医大・生理 4帝京大・産婦人科
ページ範囲:P.540 - P.547
文献購入ページに移動国際生理科学会議は1980年7月13日から19日までハンガリーのブダペストで開催されました。その前後にヨーロッパ各地で数多くのサテライトシンポジウムが開かれたので,本会議出席者の中には既にそれに参加した人あるいは本会議を皮切りにその後そうしたシンポジウムに出席しようという人達が多数おりましたし,またサテライトシンポジウムにのみ参加した人もかなりの数にのぼったということです。
予め参加登録をした人達の国別人数を参考までに記しますと,アメリカが1,161名,主催国ハンガリーの539名は別として,次に多いのは日本で367名,そして西ドイツ362名,イギリス337名,ソ連300名,フランス208名,イタリア100名とつづきます。ただしソ連は登録数こそ多いものの,実際に参加したのは1/3にも満たないとか聞きました。事実口演でもポスターセッションでも櫛の歯が抜けたように多数の演題とり消しがありましたが,その殆どがソ連の人達でした。
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