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神経ペプチド研究の展望—第8回国際薬理学会およびシンポジウム「ペプチド神経伝達物質」に出席して
著者: 加藤武1
所属機関: 1東京工業大学大学院総合理工学研究科,生命化学
ページ範囲:P.453 - P.458
文献購入ページに移動 第8回国際薬理学会が1981年7月19日(日曜)から24日(金曜)まで東京の京王プラザにおいて開催された。筆者の興味がペプチドと生理活性モノアミンにあるためか,この学会も,また昨年ハンガリーで行われた国際生理学会も,ペプチド神経伝達物質(peptide neurotransmitter)またはホルモン物質に関する研究発表が多かったように思う。この国際薬理学会は2,000題を越す沢山の演題があり,筆者はその一端を見聞きしたのみであり,数多くの素晴しい研究を見逃し,または見聞しても充分理解していない点が多々あることを前もってお断りしつつ,本学会におけるペプチド神経伝達物質に関する発表を紹介しながら展望してみたい。
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