脳の神経回路網は,永年の歳月をかけて自然が創り出した傑作といえるが,それだけに,これを解明することは近年の神経科学の進歩をもってしても容易ではない。脳が如何なるものかを知る1つの方法は,それが如何に創られるかについての原理を問うことである。一旦その原理が明らかになれば,その原理に照らして現存する脳の複雑な回路網を考える大きな指針が与えられるであろう。このとき,問題となるのは回路網を構成している神経細胞がどのようにしてその標的細胞を認識し,それと結合していくかということである。
神経結合の形成はいくつかの過程から成立っている。先ず神経線維が何らかの信号によって伸長せねばならない。次に結合すべき標的を認識してこれに接近する過程があり,標的となる細胞のシナプス結合を行なうべき部位を識別する過程,そこに結合が形成され,これが維持される(あるいは消失する)過程があって,神経回路網は完成する。
雑誌目次
生体の科学33巻3号
1982年06月発行
雑誌目次
特集 神経発生の基礎
総説
特集「神経発生の基礎」によせて フリーアクセス
著者: 塚原仲晃
ページ範囲:P.176 - P.176
神経成長の開始
著者: 小幡邦彦 , 井上洋
ページ範囲:P.177 - P.185
培養下で神経が成長する経過については,Harrison1)(1904)以来,たくさんの研究が行なわれている。例えば先端にある成長円錐(growth cone)とマイクロスパイク(または糸状足filopodium)の活動はNakaiら2,3)により,神経が枝分れするパターンはBray4)により分析されている。また成長中の神経や成長円錐の電顕像はYamadaら5)やBunge, M.6)によって示されている。細胞体から最初に突起が伸び出す過程も生体内での神経発生・再生のモデルとして,また神経成長のメカニズムを研究する上で,興味深い現象である。この神経成長の開始については,1978年,Wessellsの研究室から2つの論文が出ている。すなわちCollins7)とWessellsら8)はニワトリ胚毛様体神経節細胞をポリオルニチンを塗布したガラス上に播き,予め心臓細胞の培養に用いた培養液(条件培養液conditioned medium)で培養し,神経成長の位相差像を16ミリ映画で追跡した。まず細胞周囲にマイクロスパイクが出現し,それが集まるようにして成長円錐が作られる。やがてマイクロスパイクは成長円錐に集中して,細胞周囲からは消失する。この研究では電顕は用いられなかったため,ここまでの所見しか得られなかった。そこでわれわれはこの問題を再びとり上げ,他の方法を組合せていくつかの知見を加えることができた9,10)。
シナプスの初期発生
著者: 中島泰子
ページ範囲:P.186 - P.193
シナプスの発生を正確に知るためには,シナプスの形態発生をシナプスの機能発生と密接に関係づけて研究することが必要である。この目的には,エンブリオの神経筋組織自体は,その可視性が悪いこと及び構造が複雑なため良い研究材料でないが,エンブリオの組織を培養して形成したシナプスは光学顕微鏡による観察が容易で,発育していくシナプスの機能と微細構造を,光学顕微鏡を用いて観察した同一のシナプスについて研究することが出来るという利点がある。特に培養による神経筋シナプスの作成は,中井1),加濃と嶋田2),Robbinsと米沢3),Cohen4),Fischbach5),城所とHeinemann6)らにより可能となり,最近では多くの研究者によりシナプスの初期発生を研究する目的に使用されている7〜12)。私達の研究室では培養によって形成された神経筋シナプス及び培養した筋細胞を用いて,神経筋シナプス及びacetylcholinereceptorの発生を研究している。私達が特に興味を持っている問題は,発生途上始めて機能的神経筋シナプスが形成された時,また発生途上始めてacetylcholine receptorが筋細胞膜に出現した時,それらがどのような微細構造と生理学的機能を持っているかという事である。
細胞認識の分子的基礎—細胞間接着分子の役割
著者: 竹市雅俊
ページ範囲:P.194 - P.202
神経系をはじめさまざまな組織・器官が形成されるための前提として,細胞の運動・移動の過程がある。たとえば,網膜や脳の内部層状構造ができるためには,幹細胞としてのマトリックス細胞がいわゆるエレベーター運動を繰り返し,分化した細胞を細胞層の一方へ送りだす。神経回路の形成のためには,神経末端が標的部位へと伸長し結合する。また,神経冠細胞は胚の内部を大きく移動して各所に散らばり,神経節などの細胞に分化する。いずれの移動の過程にもゴールがあり,細胞は"目的"の位置に達するとそこに定着する。この時,細胞はどのような情報を得ることによって,ゴールを認識するのであろうか。これが細胞認識研究の重要なテーマの1つである。
細胞認識機構に分子レベルでアプローチするためには,生体内現象をそのまま取り扱うことは不都合なことが多い。そこで,細胞培養系で生体内現象をできるだけ忠実に再現し,これを生化学・分子生物学などの分析的手法で解析できれば理想的である。しかし,培養系で再現できる生体内現象は限られており,神経末端の標的認識などという微妙な過程はかならずしもうまく再現できない。そこで,より単純な細胞認識現象,あるいはその基礎となる現象が当面の現実的な研究課題となっている。
網膜・視蓋投射路の発生と再生
著者: 藤沢肇
ページ範囲:P.203 - P.210
成体の神経系には膨大な数のニューロンがみられ,これらのニューロンは相互に組み合わさってきわゆて複雑な神経回路網を構成している。成体で認められる神経回路網が,個体発生の過程で,あるいは傷害をうけたのちの再生・修復の過程でどのように形成されてくるのかは,神経発生生物学(developmental neurobiology)の最も重要なテーマの1つである。
神経回路網の成立機序を解析するに際し,2つのアプローチの仕かたがある。1つは,実験系を極力単純化・均一化し,限定された問題に対して明確な答を引き出す方法である。培養された神経細胞を用いての解析がこの代表であり,これにより,神経細胞の様々な性状や,神経突起の成長のメカニズム,あるいはニューロン間の接着やシナプス形成に関する基本的な問題が解明されてきている。もう一方は,in vivo,ないしはin vivoでの3次元的な構造を極力損なわないような実験系を用いて解析を行なう方法である。生体内では,個々のニューロンはきわめて規則正しく配列しており,これらニューロン相互の組み合わせ(神経回路網)はそれぞれの神経系に特有なパターンを示している。ニューロン相互の組み合わせパターンは個体発生の過程できわめて再現性が高く,これが動物の行動発現の基盤となっている。
解説
GABAレセプター研究に関する最近の話題—神経化学的観点を中心として
著者: 栗山欣弥 , 西村千尋
ページ範囲:P.211 - P.219
γ-アミノ酪酸(GABA)は現在,無脊椎動物の神経系のみならず哺乳動物中枢神経系においても,重要な抑制性神経伝達物質の1つと考えられている1)。すなわち,甲殻類の神経系や神経—筋接合部においてGABAとその合成律速酵素,L-glutamate decarboxylase(GAD)活性は抑制性の軸索や細胞体にのみ局在することが知られており,この抑制性神経の刺激によりCa2+依存性にGABAが放出されること,また電気泳動的に適用したGABAは,抑制性神経刺激と同様にシナプス後膜を過分極させるが,これにはCl-の膜透過性増加が関与しており,この作用がGABA拮抗薬ビククリン(bicuculline)やピクロトキシン(picrotoxin)によって阻害されること,そして放出されたGABAの不活性化機構として高親和性のNa+依存性GABA取り込み機構が存在することなど,神経伝達物質が具有すべき諸条件を充たす実験成績が,GABAの場合にもすでに集積されているのである。
GABAに関する生理学的な研究は,従来無脊椎動物を中心として進められてきたが,哺乳動物中枢神経系におけるGABAの役割も,電気生理学的知見のみならず,免疫組織化学やオートラジオグラフィ等の新しい形態学的手法の導入と,脳シナプス膜におけるGABAの特異的結合部位(GABAレセプター;GABA-R)に関する生化学的研究などの発展に伴い,近年次第に明らかにされつつある。
講義
対象表象の神経機構
著者: , 河西春郎
ページ範囲:P.221 - P.229
如何なる対象表象(object representation)の議論の際も,知覚された空間の性質と起源について何らかの考察が成されている必要がある。伝統的には物体の形状はユークリッド計量空間で公式化されているが,この計量による表現は位置変化に対して形が不変である(すなわち,堅い)という仮定を基礎としている。故にある対象の堅い形を記述する知覚情報もまたその物理的計測と同型であると一般的には考えられている。しかしながら,幻視についての議論はこの一連の仮定に疑問を投じ,絶対的であり堅い対象を置くことのできるNewtonの古典力学の空間に代わって,Riemannの相対空間の概念を用いるという他の視点を暗示する(ShawとPittenger,1977)。この概念によれば,空間の構造はそれ自身の含む物体によって導かれることになる。故に,知覚されたある対象の形はその対象の属する空間の局所的構造に反映される。かくして我々は知覚における対象表象に関して,2つの中心的な問題があると信じるようになった。第1に知覚空間の構造は知覚された対象によって変化するということ,第2には,暗に,知覚空間の構造はまた知覚対象を記録する知覚系に依存することである。
実験講座
ヒト組織の培養法とその意義
著者: 岡部哲郎
ページ範囲:P.230 - P.235
ヒトの組織を培養する目的は2つに分類される。1つはcell biologyの研究手段としてヒトの培養細胞を用いる場合,もう1つはmedical scienceの研究手段として用いる場合である。cell biologyの研究手段としてヒトの細胞培養を用いることが,いかなる点に於いて動物細胞を用いる場合に比べてadvantageがあるかということを念頭においておく必要がある。ヒト由来の培養細胞と動物由来の細胞の違いの1つはC-type virusの存在である。ほとんどすべての動物細胞はendogenous typeC virusをもっていると考えられる。一方ヒトの正常組織由来の細胞は,in vitroの分裂回数は定まっていて一定の寿命があるとされている。しかるに,動物由来の細胞はin vitroで変化しやすく,短期間に染色体の異数性を伴った細胞に変化し,このようになった細胞は永久に増殖能力を持つ。このように,いくつかのbiological characterがヒトと動物の培養細胞では異なる。従ってcell biologyの分野に於ても,実験目的によってはヒトの細胞を用いる必要がある場合がある。例えば,in vitroに於ける細胞の分化や老化の問題を扱う場合,培養途中で染色体が変化しては困る。又endogenous type C virusが誘導されても困るのである。従って,そのような恐れのないヒト由来細胞を用いる方がよいであろう。
炭酸脱水酵素の細胞・組織化学的観察法
著者: 菅井尚則 , 大崎丈夫
ページ範囲:P.236 - P.239
炭酸脱水酵素carbonic anhydrase(CAH)は,MeldrumとRoughton1)により,1933年に生理学および生化学的に赤血球における存在が証明されてから,炭酸ガスの水和,または炭酸脱水反応を触媒する酵素として,一般的に知られるに至った。その後,生体内におけるCAHの分布域が意外に広いことが明らかになるにつれて,その機能的意義への関心があらためて高まってきた(例えば,呼吸生理,胃の塩酸分泌,および腎尿細管の吸収・分泌におけるCAHの意義)。
一方において,CAHの組織化学的方法は1953年Kurata2)によって初めて提示され,それにつづいてHäussler3),Hansson4)などの方法が報告された。組織化学的分野においてつきまとう宿命的なものではあるが,この場合も,表現された反応生成物が真にCAHの局在を意味しているのか,その特異性をめぐって20年以上にもおよぶ論議がなされてきた。もっとも批判的立場をとったのはMuther5,6)であり,組織化学的方法の有用性を評価したのはRosen7)およびLönnerholm8)たちであった。その詳細はここでは省くが,そのような経過をたどって,現在Hansson法が信頼度の高い方法として一般的に使用されるに至っている。
話題
日米セミナー「神経回路網における"競合と協調"」
著者: 甘利俊一
ページ範囲:P.240 - P.242
人間の脳は1010個以上もの神経細胞から出来上っている巨大で複雑なシステムである。この脳の中で,人間の柔軟にして精妙な情報処理が行なわれている。現代のコンピュータの進歩は驚くべきものではあるが,人間のように考え,人間のように臨機応変に状況に対処できるコンピュータの出現は,まだ遠くにかすむ雲の中,全く見通しがつかない。脳はいったい"どのように"考えているのであろうか。脳の情報処理の基本様式はどのようなものであるのか。これは現代科学最大の難問の1つであり,多くの科学者技術者の挑戦を受けている。
脳の問題は,多くの分野の研究者が関心を抱いている。神経生理学・解剖学は,脳の神経細胞の動作と構造とを直接に研究する。心理学は刺激と反応の関係を通じて脳の仕組みに迫っていく。情報科学・計算機工学の立場からは,脳の情報処理の基本様式を知り,これをコンピュータ技術に利用することが重要である。数学者は複雑な脳が提起する数学的構造とその表現に興味を抱く。
談話 コンファレンス・ディナー研究集会
脳と人間(1)—脳と人間を同じことばで語ることができるか
著者: 塚原仲晃 , 久保田競 , 台弘
ページ範囲:P.243 - P.249
塚原 デザートも出はじめましたので,この辺で始めさしていただきたいと思います。どうぞお食事を食べながら,最初は司会者が少しウォーミングアップということで何かしゃべっておりますので,そのままお食事をつづけていただきたいと思います。
今日の題は「脳と人間」ということで,脳のほうはそのものズバリでありますが,人間というのはこれは非常に難しいんでありまして,定義が問題で,それをあまり高等な所に置きますと,この中でも落ちこぼれる人がだいぶ出てくるんじゃないかと思います。ですから定義が非常に難しゅうございまして,例えば南洋の土人にも,あるいはエスキモーにも共通した何か,人間というので何かないかというふうに考えます。いちばん手近な所でいきますと,どこでも共通しているのは,食事をするとき,一口食べますとその後ぐるっと周りを見渡すんだそうです。それはだれか自分の食事を取りにくるんじゃないかというような感情が,非常に共通したもののようでございます。そこで私,食事中の皆さんを見てたんですけれど,なかなか皆さんそういうことをお遣りにならないんで,そういう定義もどうも余りうまくない。それからもう1つは,笑う前にまゆ毛をキュッと上げるのが人間のようでございまして,これは非常に生物的な現象でございますから,これはおそらく皆さん共通したものでないかと思います。
コミニケーション
基礎生物学研究所研究会「視覚の科学—視細胞電位発現機構」,他
著者: 河村悟
ページ範囲:P.250 - P.255
上記のようなテーマで,昭和57年2月15,16日基礎生物学研究所(以下基生研と略)研究会が開催された。この分野の発展はめざましく,このようなテーマで研究会が開かれることなど10年前には予想すらされなかった事である。
従来日本では視物質の退色過程の研究や,電気生理学的手法による視細胞電位の研究では,世界をリードする諸成果を挙げてきたが,視物質の退色以後どのような機構で視細胞電位が発現するかについては,全く手つかずの状態であった。近年日本の若手研究者が米国・ヨーロッパの各研究室で研究する機会を得,この分野を華々しく開拓しつつある。本研究会ではこのような人々をも交え活発な討論をもとに,互いの意見を交換し将来の研究について展望することが目的とされた。
基本情報

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59巻2号(2008年4月発行)
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59巻1号(2008年2月発行)
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58巻5号(2007年10月発行)
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58巻4号(2007年8月発行)
特集 嗅覚受容の分子メカニズム
58巻3号(2007年6月発行)
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58巻2号(2007年4月発行)
特集 シナプス後部構造の形成・機構と制御
58巻1号(2007年2月発行)
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特集 血管壁
57巻5号(2006年10月発行)
特集 生物進化の分子マップ
57巻4号(2006年8月発行)
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57巻3号(2006年6月発行)
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57巻2号(2006年4月発行)
特集 膜リサイクリング
57巻1号(2006年2月発行)
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特集 構造生物学の現在と今後の展開
56巻5号(2005年10月発行)
特集 タンパク・遺伝子からみた分子病―新しく解明されたメカニズム
56巻4号(2005年8月発行)
特集 脳の遺伝子―どこでどのように働いているのか
56巻3号(2005年6月発行)
特集 Naチャネル
56巻2号(2005年4月発行)
特集 味覚のメカニズムに迫る
56巻1号(2005年2月発行)
特集 情動―喜びと恐れの脳の仕組み
55巻6号(2004年12月発行)
特集 脳の深部を探る
55巻5号(2004年10月発行)
特集 生命科学のNew Key Word
55巻4号(2004年8月発行)
特集 心筋研究の最前線
55巻3号(2004年6月発行)
特集 分子進化学の現在
55巻2号(2004年4月発行)
特集 アダプタータンパク
55巻1号(2004年2月発行)
特集 ニューロンと脳
54巻6号(2003年12月発行)
特集 オートファジー
54巻5号(2003年10月発行)
特集 創薬ゲノミクス・創薬プロテオミクス・創薬インフォマティクス
54巻4号(2003年8月発行)
特集 ラフトと細胞機能
54巻3号(2003年6月発行)
特集 クロマチン
54巻2号(2003年4月発行)
特集 樹状突起
54巻1号(2003年2月発行)
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特集 ゲノム全解読とポストゲノムの問題点
53巻5号(2002年10月発行)
特集 加齢の克服―21世紀の課題
53巻4号(2002年8月発行)
特集 一価イオンチャネル
53巻3号(2002年6月発行)
特集 細胞質分裂
53巻2号(2002年4月発行)
特集 RNA
53巻1号(2002年2月発行)
連続座談会 脳とこころ―21世紀の課題
52巻6号(2001年12月発行)
特集 血液脳関門研究の最近の進歩
52巻5号(2001年10月発行)
特集 モチーフ・ドメインリスト
52巻4号(2001年8月発行)
特集 骨格筋研究の新展開
52巻3号(2001年6月発行)
特集 脳の発達に関与する分子機構
52巻2号(2001年4月発行)
特集 情報伝達物質としてのATP
52巻1号(2001年2月発行)
連続座談会 脳を育む
51巻6号(2000年12月発行)
特集 機械的刺激受容の分子機構と細胞応答
51巻5号(2000年10月発行)
特集 ノックアウトマウスリスト
51巻4号(2000年8月発行)
特集 臓器(組織)とアポトーシス
51巻3号(2000年6月発行)
特集 自然免疫における異物認識と排除の分子機構
51巻2号(2000年4月発行)
特集 細胞極性の形成機序
51巻1号(2000年2月発行)
特集 脳を守る21世紀生命科学の展望
50巻6号(1999年12月発行)
特集 細胞内輸送
50巻5号(1999年10月発行)
特集 病気の分子細胞生物学
50巻4号(1999年8月発行)
特集 トランスポーターの構造と機能協関
50巻3号(1999年6月発行)
特集 時間生物学の新たな展開
50巻2号(1999年4月発行)
特集 リソソーム:最近の研究
50巻1号(1999年2月発行)
連続座談会 脳を守る
49巻6号(1998年12月発行)
特集 発生・分化とホメオボックス遺伝子
49巻5号(1998年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル1998
49巻4号(1998年8月発行)
特集 プロテインキナーゼCの多様な機能
49巻3号(1998年6月発行)
特集 幹細胞研究の新展開
49巻2号(1998年4月発行)
特集 血管―新しい観点から
49巻1号(1998年2月発行)
特集 言語の脳科学
48巻6号(1997年12月発行)
特集 軸索誘導
48巻5号(1997年10月発行)
特集 受容体1997
48巻4号(1997年8月発行)
特集 マトリックス生物学の最前線
48巻3号(1997年6月発行)
特集 開口分泌のメカニズムにおける新しい展開
48巻2号(1997年4月発行)
特集 最近のMAPキナーゼ系
48巻1号(1997年2月発行)
特集 21世紀の脳科学
47巻6号(1996年12月発行)
特集 老化
47巻5号(1996年10月発行)
特集 器官―その新しい視点
47巻4号(1996年8月発行)
特集 エンドサイトーシス
47巻3号(1996年6月発行)
特集 細胞分化
47巻2号(1996年4月発行)
特集 カルシウム動態と細胞機能
47巻1号(1996年2月発行)
特集 神経科学の最前線
46巻6号(1995年12月発行)
特集 病態を変えたよく効く医薬
46巻5号(1995年10月発行)
特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
46巻4号(1995年8月発行)
特集 ストレス蛋白質
46巻3号(1995年6月発行)
特集 ライソゾーム
46巻2号(1995年4月発行)
特集 プロテインホスファターゼ―最近の進歩
46巻1号(1995年2月発行)
特集 神経科学の謎
45巻6号(1994年12月発行)
特集 ミトコンドリア
45巻5号(1994年10月発行)
特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
45巻4号(1994年8月発行)
特集 造血の機構
45巻3号(1994年6月発行)
特集 染色体
45巻2号(1994年4月発行)
特集 脳と分子生物学
45巻1号(1994年2月発行)
特集 グルコーストランスポーター
44巻6号(1993年12月発行)
特集 滑面小胞体をめぐる諸問題
44巻5号(1993年10月発行)
特集 現代医学・生物学の仮説・学説
44巻4号(1993年8月発行)
特集 細胞接着
44巻3号(1993年6月発行)
特集 カルシウムイオンを介した調節機構の新しい問題点
44巻2号(1993年4月発行)
特集 蛋白質の細胞内転送とその異常
44巻1号(1993年2月発行)
座談会 脳と遺伝子
43巻6号(1992年12月発行)
特集 成長因子受容体/最近の進歩
43巻5号(1992年10月発行)
特集 〈研究室で役に立つ細胞株〉
43巻4号(1992年8月発行)
特集 細胞機能とリン酸化
43巻3号(1992年6月発行)
特集 血管新生
43巻2号(1992年4月発行)
特集 大脳皮質発達の化学的側面
43巻1号(1992年2月発行)
特集 意識と脳
42巻6号(1991年12月発行)
特集 細胞活動の日周リズム
42巻5号(1991年10月発行)
特集 神経系に作用する薬物マニュアル
42巻4号(1991年8月発行)
特集 開口分泌の細胞内過程
42巻3号(1991年6月発行)
特集 ペルオキシソーム/最近の進歩
42巻2号(1991年4月発行)
特集 脳の移植と再生
42巻1号(1991年2月発行)
特集 脳と免疫
41巻6号(1990年12月発行)
特集 注目の実験モデル動物
41巻5号(1990年10月発行)
特集 LTPとLTD:その分子機構
41巻4号(1990年8月発行)
特集 New proteins
41巻3号(1990年6月発行)
特集 シナプスの形成と動態
41巻2号(1990年4月発行)
特集 細胞接着
41巻1号(1990年2月発行)
特集 発がんのメカニズム/最近の知見
40巻6号(1989年12月発行)
特集 ギャップ結合
40巻5号(1989年10月発行)
特集 核内蛋白質
40巻4号(1989年8月発行)
特集 研究室で役に立つ新しい試薬
40巻3号(1989年6月発行)
特集 細胞骨格異常
40巻2号(1989年4月発行)
特集 大脳/神経科学からのアプローチ
40巻1号(1989年2月発行)
特集 分子進化
39巻6号(1988年12月発行)
特集 細胞内における蛋白質局在化機構
39巻5号(1988年10月発行)
特集 細胞測定法マニュアル
39巻4号(1988年8月発行)
特集 細胞外マトリックス
39巻3号(1988年6月発行)
特集 肺の微細構造と機能
39巻2号(1988年4月発行)
特集 生体運動の分子機構/研究の発展
39巻1号(1988年2月発行)
特集 遺伝子疾患解析の発展
38巻6号(1987年12月発行)
-チャンネルの最近の動向
38巻5号(1987年10月発行)
特集 細胞生物学における免疫実験マニュアル
38巻4号(1987年8月発行)
特集 視覚初期過程の分子機構
38巻3号(1987年6月発行)
特集 人間の脳
38巻2号(1987年4月発行)
特集 体液カルシウムのホメオスタシス
38巻1号(1987年2月発行)
特集 医学におけるブレイクスルー/基礎研究からの挑戦
37巻6号(1986年12月発行)
特集 神経活性物質受容体と情報伝達
37巻5号(1986年10月発行)
特集 中間径フィラメント
37巻4号(1986年8月発行)
特集 細胞生物学実験マニュアル
37巻3号(1986年6月発行)
特集 脳の化学的トポグラフィー
37巻2号(1986年4月発行)
特集 血小板凝集
37巻1号(1986年2月発行)
特集 脳のモデル
36巻6号(1985年12月発行)
特集 脂肪組織
36巻5号(1985年10月発行)
特集 細胞分裂をめぐって
36巻4号(1985年8月発行)
特集 神経科学実験マニュアル
36巻3号(1985年6月発行)
特集 血管内皮細胞と微小循環
36巻2号(1985年4月発行)
特集 肝細胞と胆汁酸分泌
36巻1号(1985年2月発行)
特集 Transmembrane Control
35巻6号(1984年12月発行)
特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
35巻5号(1984年10月発行)
特集 中枢神経系の再構築
35巻4号(1984年8月発行)
特集 ゲノムの構造
35巻3号(1984年6月発行)
特集 神経科学の仮説
35巻2号(1984年4月発行)
特集 哺乳類の初期発生
35巻1号(1984年2月発行)
特集 細胞生物学の現状と展望
34巻6号(1983年12月発行)
特集 蛋白質の代謝回転
34巻5号(1983年10月発行)
特集 受容・応答の膜分子論
34巻4号(1983年8月発行)
特集 コンピュータによる生物現象の再構成
34巻3号(1983年6月発行)
特集 細胞の極性
34巻2号(1983年4月発行)
特集 モノアミン系
34巻1号(1983年2月発行)
特集 腸管の吸収機構
33巻6号(1982年12月発行)
特集 低栄養と生体機能
33巻5号(1982年10月発行)
特集 成長因子
33巻4号(1982年8月発行)
特集 リン酸化
33巻3号(1982年6月発行)
特集 神経発生の基礎
33巻2号(1982年4月発行)
特集 細胞の寿命と老化
33巻1号(1982年2月発行)
特集 細胞核
32巻6号(1981年12月発行)
特集 筋小胞体研究の進歩
32巻5号(1981年10月発行)
特集 ペプチド作働性シナプス
32巻4号(1981年8月発行)
特集 膜の転送
32巻3号(1981年6月発行)
特集 リポプロテイン
32巻2号(1981年4月発行)
特集 チャネルの概念と実体
32巻1号(1981年2月発行)
特集 細胞骨格
31巻6号(1980年12月発行)
特集 大脳の機能局在
31巻5号(1980年10月発行)
特集 カルシウムイオン受容タンパク
31巻4号(1980年8月発行)
特集 化学浸透共役仮説
31巻3号(1980年6月発行)
特集 赤血球膜の分子構築
31巻2号(1980年4月発行)
特集 免疫系の情報識別
31巻1号(1980年2月発行)
特集 ゴルジ装置
30巻6号(1979年12月発行)
特集 細胞間コミニケーション
30巻5号(1979年10月発行)
特集 In vitro運動系
30巻4号(1979年8月発行)
輸送系の調節
30巻3号(1979年6月発行)
特集 網膜の構造と機能
30巻2号(1979年4月発行)
特集 神経伝達物質の同定
30巻1号(1979年2月発行)
特集 生物物理学の進歩—第6回国際生物物理学会議より
29巻6号(1978年12月発行)
特集 最近の神経科学から
29巻5号(1978年10月発行)
特集 下垂体:前葉
29巻4号(1978年8月発行)
特集 中枢のペプチド
29巻3号(1978年6月発行)
特集 心臓のリズム発生
29巻2号(1978年4月発行)
特集 腎機能
29巻1号(1978年2月発行)
特集 膜脂質の再検討
28巻6号(1977年12月発行)
特集 青斑核
28巻5号(1977年10月発行)
特集 小胞体
28巻4号(1977年8月発行)
特集 微小管の構造と機能
28巻3号(1977年6月発行)
特集 神経回路網と脳機能
28巻2号(1977年4月発行)
特集 生体の修復
28巻1号(1977年2月発行)
特集 生体の科学の現状と動向
27巻6号(1976年12月発行)
特集 松果体
27巻5号(1976年10月発行)
特集 遺伝マウス・ラット
27巻4号(1976年8月発行)
特集 形質発現における制御
27巻3号(1976年6月発行)
特集 生体と化学的環境
27巻2号(1976年4月発行)
特集 分泌腺
27巻1号(1976年2月発行)
特集 光受容
26巻6号(1975年12月発行)
特集 自律神経と平滑筋の再検討
26巻5号(1975年10月発行)
特集 脳のプログラミング
26巻4号(1975年8月発行)
特集 受精機構をめぐつて
26巻3号(1975年6月発行)
特集 細胞表面と免疫
26巻2号(1975年4月発行)
特集 感覚有毛細胞
26巻1号(1975年2月発行)
特集 体内のセンサー
25巻5号(1974年12月発行)
特集 生体膜—その基本的課題
25巻4号(1974年8月発行)
特集 伝達物質と受容物質
25巻3号(1974年6月発行)
特集 脳の高次機能へのアプローチ
25巻2号(1974年4月発行)
特集 筋細胞の分化
25巻1号(1974年2月発行)
特集 生体の科学 展望と夢
24巻6号(1973年12月発行)
24巻5号(1973年10月発行)
24巻4号(1973年8月発行)
24巻3号(1973年6月発行)
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24巻1号(1973年2月発行)
23巻6号(1972年12月発行)
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22巻6号(1971年12月発行)
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21巻7号(1970年12月発行)
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特集 代謝と機能
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20巻6号(1969年12月発行)
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17巻6号(1966年12月発行)
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15巻6号(1964年12月発行)
特集 生体膜その3
15巻5号(1964年10月発行)
特集 生体膜その2
15巻4号(1964年8月発行)
特集 生体膜その1
15巻3号(1964年6月発行)
特集 第13回日本生理科学連合シンポジウム
15巻2号(1964年4月発行)
15巻1号(1964年2月発行)
14巻6号(1963年12月発行)
特集 興奮收縮伝関
14巻5号(1963年10月発行)
14巻4号(1963年8月発行)
14巻3号(1963年6月発行)
14巻1号(1963年2月発行)
特集 第9回中枢神経系の生理学シンポジウム
14巻2号(1963年2月発行)
13巻6号(1962年12月発行)
13巻5号(1962年10月発行)
特集 生物々理—生理学生物々理若手グループ第1回ミーティングから
13巻4号(1962年8月発行)
13巻3号(1962年6月発行)
13巻2号(1962年4月発行)
Symposium on Permeability of Biological Membranes
13巻1号(1962年2月発行)
12巻6号(1961年12月発行)
12巻5号(1961年10月発行)
12巻4号(1961年8月発行)
12巻3号(1961年6月発行)
12巻2号(1961年4月発行)
12巻1号(1961年2月発行)
11巻6号(1960年12月発行)
Symposium On Active Transport
11巻5号(1960年10月発行)
11巻4号(1960年8月発行)
11巻3号(1960年6月発行)
11巻2号(1960年4月発行)
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10巻6号(1959年12月発行)
10巻5号(1959年10月発行)
10巻4号(1959年8月発行)
10巻3号(1959年6月発行)
10巻2号(1959年4月発行)
10巻1号(1959年2月発行)
8巻6号(1957年12月発行)
8巻5号(1957年10月発行)
特集 酵素と生物
8巻4号(1957年8月発行)
8巻3号(1957年6月発行)
8巻2号(1957年4月発行)
8巻1号(1957年2月発行)